眉アートメイクの3D、4Dアートメイクの特徴や仕上がりの違いとは?
メイク時間の短縮になったり、すっぴんでも本当に毛が生えているような仕上がりになるアートメイクは、年々利用者が増えています。
需要に伴いアートメイクの技術も向上しています。
従来は機械彫りの2Dという技法で、全体的に輪郭を決めたら同色で塗りつぶしていくだけなので、立体感がなくのっぺりとした不自然な仕上がりになっていました。
しかし、現在の主流は3D(3Dストローク)か4D(4Dストローク)です。3Dや4Dなら本当に毛が生えているように見えたり、ナチュラルメイクをしているような自然な仕上がりにできるため違和感がありません。
本記事では、3Dと4Dの技法や仕上がりの違いについてご紹介します。
3Dと4Dが理解できるれば、理想的なデザインや仕上がりになることでしょう。
1. 3Dアートメイクとは?
3Dのアートメイクは「手彫り」と呼ばれる技法です。
くし形のアートメイク専用針で1本1本毛をリアルに再現するように掘っていき、色素を注入します。
現在のアートメイクでは主流の技法となっています。
1-1. 3Dの仕上がりの特徴
手作業で毛を1本単位で細かく調整できるため、すっぴんでも本当に毛が生えているような仕上がりになるのが特徴です。
眉尻だけや部分的に生えていない部分など細かく調整ができるので、自眉を活かしたりメイクでアレンジすることができます。
元々生えている眉毛を邪魔することがないので、バランスのよい仕上がりになるのが3Dです。
1-2. 3Dのメリット・デメリット
3Dのメリットは、
- 自然な毛並みを再現できる
- すっぴんでも自然に見える
- 1本単位で調整できる
元々生えている眉毛を活かして自然な仕上がりにできるので、すっぴんでも眉毛だけはしっかりあるようできるのがメリットです。
1本単位で調整できるので、眉頭から眉尻まで生え方のクセも再現できます。
3Dのデメリットは、
- 施術時に痛みがある
- 2Dより施術時間がかかる
- 線にしか色が入らない
3Dは手彫りのためチクチクした痛みを感じる時があります。施術前に表面麻酔をしますが、我慢できないような痛みではありません。
また、1本ずつ掘っていくので時間がかかります。
1-3. 3Dはこんな人におすすめ
- すっぴんでも浮かないような自然な感じにしたい
- 全体的に眉毛がない
- 部分的に生えていないところ埋めたい
- メイクでアレンジできるようアウトラインだけにしたい
- 普段あまりメイクをしない
3Dはリアルな毛並みを再現できるので、全体的に眉毛の薄い人でも自然な仕上がりになります。
すっぴんでも眉毛がしっかりあれば顔の印象は変わるので、あまりメイクをしない人にもおすすめです。
2. 4Dアートメイクとは?
4Dアートメイクは、2Dの機械彫りと3Dの手彫りを掛け合わせた技法です。
機械彫りではパウダー状に点々と色素を注入するため、アイブロウでメイクをしたようなふんわりとした仕上がりになります。
2-1. 4Dの仕上がりの特徴
眉山や眉尻にかけてグラグラデーションに仕上げることも可能です。
2Dの機械彫りはしっかり色を入れていくことができ、3Dの手彫りで自然な立体感を出せます。
機械彫りと手彫りの両方のメリットが活かせる技法なので、すっぴんでもアイブロウメイクをしたような仕上がりです。
アートメイクは肌代謝とともに色素が薄くなっていきますが、持ちがいい機械彫りも行うため持ちがいいのも特徴です。
2-2. 4Dのメリット・デメリット
4Dのメリットは、
- 持ちがよい
- デザインの幅が広い
- どんな悩みにも対応できる
機械彫りとマシン彫りの組み合わせなので持ちがいいというメリットがあります。
デザインの幅も広いためお悩みにも対応できます。
4Dのデメリットは、
- 施術時に痛みがある
- 3Dより施術時間がかかる
- 3Dより料金が高い
2種類の技法のため3Dより施術時間がかかってしまいます。
また、相場も3Dより高くなってしまいますが、仕上がり重視の人には4Dがおすすめです。
2-3. 4Dはこんな人におすすめ
- 目元の印象を強くしたい
- 自眉がほとんど生えていない
- メイクをしたような仕上がりにしたい
- 眉デザインにこだわりたい
4Dは2Dと3Dをバランスよく組み合わせられるため、理想的な仕上がりが可能です。
自眉が生えているようにみせることも、ほんのりメイクをしたように見せることもできるため、眉デザインにこだわりたい人に向いているでしょう。
3. まとめ
アートメイクの3Dと4Dの違いや特徴についてご紹介しました。
3Dと4Dでは仕上がりに違いがあるため、どちらの技法がいいのか迷うかもしれません。
クリニックを選ぶときには機械彫りも手彫りも両方行っているところを選ぶといいでしょう。クリニックやアーティストによってSNSで症例を紹介していることもあります。
技法の違いや毛並み、色の入り方などをチェックして自分に合ったアートメイクをしてください。
眉は顔の印象を大きく変える部位なので、プロにお任せして自分に合ったデザインにすれば、メイクなしでも自信が持てます。
眉デザインのカウンセリングでは納得いくまで確認し、デッサンをしてくれるため、まずは自分の理想的な眉デザインをイメージしたり画像に保存しておくといいでしょう。