Designデザイン

2D眉(パウダー)とは

アートメイクの2Dとは機械彫りのことで、昔ながらの技法。他の技法が登場するまでは2Dのみでした。「パウダー」「ベタ塗り」「グラデーション法」と呼ばれることもあります。
機械で眉毛全体を縁取ってから塗りつぶすので均一の濃さに。色素は好みに合わせた色に調整可能です。全体的に色が入ってメイク感の強い仕上がりになるので、はっきりした眉、パウダーでアイブロウメイクをしたような感じにしたい方に向いています。色素が均一にしっかり皮膚に入っていくため、手彫りと比べて持ちが長いメリットも。眉毛をはっきり見せたい方におすすめの技法です。

3D眉(手彫り)とは

アートメイクの3Dとは手彫りのことで、人の手で1本1本線を描き色素を入れていく技法。毛を1本ずつ再現して掘っていくため、本当に毛が生えているようなリアルな仕上がりに。
多くのクリニックで行われている技法で、「ストローク法」「マイクロブレーディング法」とも呼ばれています。
立体的で毛の自然な流れまで再現できるので、メイクをしていなくても違和感なく過ごせます。自眉の色や形を活かすことができ、毛のない部分だけなど部分的にも入れられるので、細かな修正も可能。すっぴんでも眉毛が生えているように見せられるため、ナチュラルメイクの方におすすめです。
キリっとした印象に仕上げることもできるので、全体的に眉の薄い男性にも向いています。

4D眉(手彫り+パウダー)

アートメイクの4Dとは、2Dの機械彫りの技法と3Dの手彫りの技法を合わせた技法。
機械彫りでパウダー状に色味を足してメイクをしたような仕上がりにできる2Dと、1本ずつ手彫りで掘ってリアルな毛並みを再現する3Dで、立体感のある自然な眉に。繊細な線としっかりした濃さで、両方の技法のメリットが活かせます。
3Dだけでは色が抜けやすいですが、2Dも合わせることで色持ち効果もUPします。さらに4Dはターンオーバーによって退色しても色ムラが目立ちにくい特徴も。
3Dは自眉を活かしたデザインにしますが、4Dなら眉毛がほとんど生えていない人にも向いています。自分に合う眉の形や色に近づけられる、自由度の高い技法です。

アイラインとは

アイラインのアートメイクはアイラインメイクのように目を縁取ることで、目を印象的に見せる施術。
まぶたの際、まつ毛の生え際から外側のアイトライン、内側のインライン、目尻の羽あげができます。目頭から眉尻まで施術できますが、長さや太さ、色は調整可能。細めにして自然な仕上がりにしたり、太さを出したり跳ね上げるとアイラインをしたような印象的な目元に。
アイラインはアイメイクの中でも難しいので、アートメイクをすればメイク時間の短縮になり、いつでもキレイなアイラインでいられます。目元の印象を強くしたい方、アイラインメイクが苦手な方におすすめです。

リップとは

リップのアートメイクは唇に色素を入れ、血色をよく見せたり厚み感が出せる施術。唇のくすみ改善や、形の調整が可能です。
唇全体に色を入れるフルリップと、輪郭にだけ色を入れるリップラインの2種類の方法があります。
唇の皮膚は薄いため血色が悪くなると不健康な印象に。アートメイクは自然な色合いが出せるので、顔の印象を明るくしたい人に向いています。
下がってきた口角や薄い唇の形の調整も可能。元の唇の形に少し色素を入れて自然な仕上がりに。唇の薄さや左右非対称の方はアートメイクでカバーできるでしょう。口紅の色落ちも気にならないので、メイク直しの手間も省けます。