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眉を整える方法は?アートメイク・ティント・メイクを徹底比較

眉はデザインや色だけで顔の印象を変える重要なパーツです。
眉の形は時代を反映するため、自分の顔のバランスや骨格に合った眉、流行のデザインなどその時々でアレンジできる楽しさもあるでしょう。
眉を整えてきれいに見せるには3つの方法があります。

  • アートメイク
  • ティント
  • メイク

本記事では眉毛を整える3つの方法の特徴やメリット・デメリット、それぞれのキープ力・コスト・時間を比較します。
他のメイク方法などと比較することで、自分に合う眉メイクの方法がみつかるでしょう。

1. 眉のアートメイク

アートメイクとは、専用の針を使って皮膚に傷を付けてインク(染料)で着色する方法です。
針を使うためアートメイク専門のクリニックや皮膚科などの医療機関でしか受けることができず、施術も医師や看護師などの医療資格を有した人しかできません。
皮膚に着色するので持続性が高いのが特徴です。

1-1. メリット

  • 一度施術すると1~3年は消えない
  • 整った形をキープできる
  • メイク時間を短縮できる
  • すっぴんでも自信を持てる

眉アートメイクの最大のメリットは消えないというところです。
皮膚の浅い部分に染料を注入して色を付けるため、年単位で形や色素をキープすることができます。
また、施術前にはカウンセリングでアートメイクアーティストと骨格黄金比を測ってから、形や色を入念に決めていくため、左右対称にきれに仕上がります。
メイクが苦手な人や朝の時間を有効に使いたい人は時短にもなるでしょう。
メイクをしていない状態でもしっかり眉毛があるため、すっぴんやナチュラルメイクでも自然な眉で自信が持てます。

1-2. デメリット

  • 1回の施術では終わらない
  • 費用が高い
  • すぐに消せない

施術は1回では着色しないため2~3回必要になり、形や色素をきれいな状態で保ちたいようでしたら、1~1年半に1回のリタッチが必要です。
医療行為ですが美容目的で自由診療となるので、保険は適用されないため費用は高いです。
また、皮膚の浅い部分に色素を入れるためすぐには消せないので、薄くなるまで数年待つか、消したい場合はレーザーで除去しかありません。

2. 眉のティント

眉のティントとは、眉と地肌を一時的に染めることです。
眉ティントは韓国が発祥で、韓国コスメには眉ティントの商品が多くあります。
地肌を染めているため水や汗でも落ちにくく、肌のターンオーバーによって数日かけて色は薄くなっていきます。
やり方は眉メイクでアウトラインを整え、ジェル状のタイプは乾いたら剥がすだけで着色し、塗るタイプや描くタイプは通常の眉メイクと同じように使えます。

2-1. メリット

  • 一度使えば3~7日持つ
  • デザインを変えやすい
  • 海やプールで使える

一度使えば数日持つため、休日の時間のある時に使えば平日のメイクを楽にすることができます。
1週間程度で消えるので、デザインや色を変えて眉メイクを楽しむこともできるでしょう。
ウォータープルーフで汗や水に強いので、海やプール、入浴施設でも消えにくいです。

2-2. デメリット

  • 1週間程度で消えてしまう
  • 失敗しても直しにくい
  • 眉毛が抜けることがある

一度で1週間程度の持続力なので、形や色をキープしたいようでしたら継続するしかありません。
以前の色素が残っているうちに再度使うと、アウトラインも描きやすいでしょう。
ただ、失敗するとすぐには修正できないため注意が必要です。
剥がすタイプは眉毛も抜けてしまうことがあるので、始めのうちは塗る方向や量などの調整が難しいかもしれません。

3. 眉のメイク

メイクはアイブロウや眉マスカラで整える方法で、眉を整える方法として一般的です。
自眉がしっかりある人の方が描きやすく、アウトラインがはっきりしていなかったり、全体的に眉が薄い人は眉メイクに時間がかかることもあるでしょう。
失敗しても落とせばいいだけなので、好きにアレンジできるのが特徴です。

3-1. メリット

  • デザインや色が自由
  • 短時間で仕上げられる

アイブロウや眉マスカラの色を変えれば、カラーアレンジも楽しめます。
眉の長さや太さもその日の気分で自在に描けるので、ヘアスタイルやファッションに合わせて楽しめるでしょう。
左右でも数分~数十分で仕上げられます。

3-2. デメリット

  • 持続性がない
  • 左右対称にするのが難しい
  • メイクが苦手な人は難しい

メイクのデメリットは持続性がないことです。
ウォータープルーフタイプも出ていますが、クレンジングで落とせるため、長くても一日限りです。
また、メイクが苦手な人や自眉の薄い人は左右対称に仕上げるのが難しく、時間がかかることもあります。

4. キープ力を比較

  • アートメイクは1~3年
  • ティントは3~7日
  • メイクは数時間~1日

アートメイクは皮膚に着色するため、キープ力は一番高いです。
クレンジングをしても落ちないので、眉毛が消えたり形が崩れていないかなど、心配する必要がなくなります。
メイクは一日で落ちてしまうため、アレンジを楽しみたい方にはメリットとなりますが、キープ力を優先したい方にはデメリットとなるでしょう。

5. コストを比較

  • アートメイクは8~15万
  • ティントは1,000~2,500円
  • メイクは100~4,500円

アートメイクは医療行為となるため費用は高くなります。
しかしプロに眉毛をデザインしてもらえる、キープ力が高いという点を優先したい方にとってはコスパがいいとも考えられます。
ティントとメイクはドラッグストアで気軽に購入できるため、始めやすいでしょう。

6. 時間を比較

  • アートメイクは1時間半~2時間程(カウンセリング含め)
  • ティントは30分程
  • メイクは数分~数十分程

アートメイクは施術時間は左右で45分程度で終わりますが、事前のカウンセリングに時間をとります。
1~3年は消えないため、骨格や目・鼻・口の配置で黄金比を測ってデザインを決め、瞳や地毛の色からカラーを決めていきます。
ティントとメイクは人によって時間は違いますが、慣れてくると短縮できるようになります。

7. まとめ

眉のアートメイク・ティント・メイクのそれぞれのメリット・デメリットを比較してみました。
特徴や違いを知ることで自分に合ったメイクができるでしょう。
理想的なメイク方法を探し、眉メイクを楽しんでみてください。

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