リップアートメイクで魅力的な唇に!メリット・デメリットも解説
リップのアートメイクは、いつでも口紅を塗ったように見えるので、健康的で表情が明るくなります。
朝のメイクや化粧直しの手間もないので、メリットの多いアートメイクです。
本記事ではリップのアートメイクについて、施術や効果、ダウンタイムやメリットとデメリットについてご紹介します。
失敗や後悔のないアートメイクを受けるためにも、ぜひ最後までお読みになり参考にしてください。
1. リップアートメイクとは?
リップアートメイクは、唇のごく薄い部分に色素を注入して着色する施術です。
唇の色や形を変えられ、施術後1~3年持続します。
施術方法には「フルリップ」と「リップライン」の2種類あります。
フルリップ
唇全体に施術する方法で、全体的に均一に着色するので、唇の色を変えたい方や血色をよくしたい方に向いています。
リップライン
輪郭だけを施術する方法で、輪郭から内側に向かってぼかしながら色を入れていきます。輪郭をはっきりさせたい方や立体感のある仕上がりにしたい方に向いています。
アートメイクは医療行為となるため、医療機関で医師または看護師の資格を持つ医療従事者しか行えません。
2. リップアートメイクはこんな人におすすめ
- 唇の色がくすんでいる
- 色素が薄く不健康に見られる
- 薄い唇を少し厚くしたい
- 下がった口角を上げたい
- 唇の形を左右対称にしたい
- 化粧直しの手間を減らしたい
日本人は唇の色が元々くすんでいる人が多いため、すっぴんの状態では血色が悪く不健康に見られやすいです。アートメイクをすればいつでも健康的な色の唇でいられるため、顔全体の印象も明るくなるでしょう。
唇の形を変えることもできるので、下がった口角を上げたり、左右対称にしたりとデザインが可能です。
リップメイクが不要でリップクリームやグロスだけで完了するので、メイク時間の時短にもなります。唇の色や形にコンプレックスをお持ちの方、リップメイクを簡単にしたい方におすすめのアートメイクです。
3. リップアートメイクのメリットとデメリット
リップアートメイクはメリットだけでなく、デメリットもあります。
デメリットを知っておくことで、失敗や後悔のない自分に合ったアートメイクが受けられるでしょう。
メリット
- 唇の形を変えられる
- 唇の色を変えられる
- 口紅の色落ちが気にならない
オーバーリップで唇全体を大きくしたり、上唇を厚くして鼻の下の人中を短くすることも可能です。ただ、唇と皮膚では肌質やターンオーバーの期間が違うため、こまめに修正をしないと色が分かれてきてしまうので、リタッチできるクリニックを選ぶといいでしょう。
デメリット
- 口唇ヘルペスを発症する可能性がある
- 腫れや赤みが出やすい
- 痛みを感じやすい
アートメイクは皮膚の表面に細かい傷を付けてしまうため、唇の場合は口唇ヘルペスを発症する可能性があります。
腫れやかさぶたが落ち着くまでは清潔に保つことを徹底する必要があります。約1週間程度ですが、飲食時などは不便に感じる期間もあることは知っておいてください。
また、唇は皮膚が薄いので施術時に痛みを感じることがあります。
4. リップアートメイクのダウンタイム
施術当日~2日ほどは腫れ、ダウンタイムは1週間ほどで落ち着きます。
腫れやヒリヒリした痛みが気になる時は保湿し、保冷剤などで冷やすと落ち着きます。
しっかり色が定着するまでは、食事や飲み物を飲むとき、洗顔時にこすらないなど注意しましょう。
施術後は乾燥しやすくなっているため、保湿は必須です。ダウンタイム期間中4~5日頃から、ポロポロとかさぶたの薄い皮が剥がれますが、無理に剥がさないようにしてください。
唇がかさぶたで違和感のある見た目になってしまいますが、剥がすと色素が定着しないため、せっかく入れた色も落ちてしまったり色ムラができてしまいます。
口唇ヘルペスになる可能性もあるので、清潔に保って刺激を与えないようにしましょう。
5. リップアートメイクの持続期間
アートメイクは皮膚の薄い部分に着色するため、一般的には約1~3年持続すると言われています。
唇は眉やアイラインと違い色素が定着しにくい部位で、着色の仕方や持続期間は個人差が出やすいです。
肌のターンオーバーは30~40日前後かかりますが、唇のターンオーバーはそれより早く4~10日程なので短いです。
そのため、しっかり定着させるために2~3回以上の施術を推奨します。
ほかの部位のアートメイクは2回の施術が基本ですが、唇は2回以上行い、色素が薄くなってきたらすぐにリタッチすることで形や色を維持することができます。
唇が乾燥しやすい方、皮が剥けやすい方は色落ちしやすいため、保湿をして乾燥を防ぐようにしましょう。
6. リップアートメイクの施術
色はインクを混ぜてその方に合った色を作ります。
肌色や瞳の色、髪の毛の色からオレンジ系、ピンク系など浮かないような色合いに調合し、確認しながら色素を入れます。
唇は粘膜で薄いため、眉のアートメイクより痛みを感じやすいです。施術前には表面麻酔をするので、痛みを軽減しながら施術が受けられます。
7. まとめ
リップのアートメイクについてご紹介しました。
色素が定着するまでにダウンタイム期間中は注意が必要ですが、それ以降はいつでもきれいな色、形の唇でいられます。
唇の色は顔全体の印象や雰囲気を変えるので、メイクでは重要なポイントです。リップのアートメイクで健康的で華やかな唇を手に入れましょう。