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アートメイクって痛いの?眉・アイライン・唇の痛みを解説

アートメイクはすっぴんでも眉が生えているように見せられたり、目元の印象をUPしたりとメリットの多い施術です。しかし「アートメイクをしたいけど痛みが心配」と躊躇している方もいるのではないでしょうか。
本記事ではアートメイク施術時の各部位の痛みについて、麻酔の種類についてご紹介します。痛みの感じ方について知っておけば、痛みを軽減した施術が受けられます。
アートメイクが気になる方、痛みが心配な方はぜひ最後までお読みになり参考にしてください。

1. 眉のアートメイクの痛み

眉のアートメイクは他の部位と比較しても痛みに強い部位です。敏感な部位ではないため、眉頭も眉尻も同じような痛みの感じ方をします。
麻酔をすればほぼ痛みを感じないので、毛抜きのチクチクした痛みに慣れている方は、リラックスして受けられるでしょう。眉は2回の施術を推奨していますが、2回とも痛みの感じ方は同じです。

2. アイラインのアートメイクの痛み

アイラインのアートメイクは、皮膚が薄く粘膜に近いため痛みを感じやすい部位です。
麻酔がしっかり効いていれば痛みは軽減できますが、塗る量や放置する時間が短かったり、塗り漏れがあり麻酔が効いていないとかなり痛みを感じます。
眼球に近いので麻酔クリームを塗るのが難しい部位のため、クリニックによっては皮膚に対して効果のある麻酔の他、点眼麻酔をしてくれるところもあります。

3. リップのアートメイクの痛み

リップのアートメイクは、皮膚が薄く粘膜の部位のため痛みを感じやすいです。顔の中でも敏感な部位で刺激に弱いため、痛みを強く感じてしまうのです。
リップのアートメイクは通常表面麻酔をしてから行いますが、唇が乾燥していると麻酔が効きにくいため、施術前には保湿を徹底して乾燥しないようにしましょう。

4. 麻酔の種類

麻酔にも色々な種類があり、方法や麻酔の効き方は違います。麻酔の違いを知り、快適にアートメイクを受けましょう。

4-1. 表面麻酔

表面麻酔は麻酔クリームで局所麻酔をする方法です。
麻酔クリームを患部に塗り、20~30分放置すると麻酔が効いて痺れたような感覚になり、肌表面が麻痺します。
全く感覚がなくなるというわけではないため、アートメイクの施術中はチクチクと削られているような感じはします。麻酔の効果は1時間程度で切れます。
もし施術中に痛みを感じたら麻酔の効果が薄れてきているので、麻酔を追加してもらいましょう。

4-2. 笑気麻酔

笑気麻酔は鼻から笑気ガスを吸引して、全身を酔っぱらったような感覚にする麻酔です。
吸引して5分ほどでフワッとした感覚になり、文字通り笑ってしまう人もいるくらいです。
歯科医院などでも使用されている安全性の高い麻酔で、吸引を止めれば麻酔は切れてきます。
アートメイク専門のクリニックにはないことが多く、美容クリニックや皮膚科での導入が多いです。
別途料金がかかることもあるので、笑気麻酔が使用できるのか、料金はかかるのか事前に確認しておきましょう。また、吸引を止めれば元の状態に戻りますが、その日は車の運転はできないのでご注意ください。

4-3. 麻酔注射

麻酔注射は施術する患部に麻酔を注入する方法です。歯科医院などで歯の治療や抜歯をするときにも使用します。
注入してからしばらくすると感覚がほぼなくなり、痛みを感じずに施術が受けられるので、麻酔の中では一番効果が高いです。しかし、麻酔注射を行っているところは少なく、美容クリニックや皮膚科での導入になります。
麻酔の種類がクリニックのホームページに記載されていないこともあるので、気になる方は事前に連絡をして確認するか、カウンセリング時に聞いてみましょう。

5. まとめ

アートメイクの部位別の痛みや麻酔についてご紹介しました。
アートメイクは針を用いた施術のため痛みを伴ってしまいますが、痛みの感じ方や麻酔のことを知っておけば、安心して施術を受けられるでしょう。
アートメイクは受けられる技法やアートメイクアーティストの技術力も重要なポイントですが、麻酔も使用できるかもクリニックを選ぶ基準になります。
クリニックによっては麻酔の取り扱い自体ないところもあるので、カウンセリングでは料金やデザインだけでなく、麻酔も使えるのか忘れず確認しましょう。
アートメイクは少なからず痛みはありますが、施術時だけです。施術が完了してダウンタイムが終わればメイクをしなくてもきれいな眉、アイライン、リップでいられます。
メリットの方が多い施術なので、痛みがあるからと躊躇せず、ぜひチャレンジしてみてください。

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