Columnコラム

医療アートメイクに関するコラムを掲載しております。

アートメイクでよくある失敗例は?パーツ別チェックで失敗を防ぐ!

アートメイクをしたい方の中には、「アートメイクで失敗したらどうしよう」「希望通りのデザインにならなかったら」などの不安から、アートメイクを躊躇する方も少なくありません。
アートメイクは一度施術を受けると1~3年は消えないため、失敗や後悔などのリスクは避けたいでしょう。
アートメイクで失敗を防ぐためには、アートメイクについての知識を深めて、失敗例を知っておけば防げることもあります。
本記事ではアートメイクの部位別の失敗例や、失敗を防ぐ方法についてご紹介します。

1. アートメイクでの失敗例

アートメイクの失敗例を知り、失敗や後悔を防ぎましょう。
まず前提としてアートメイクは医療行為となるため、クリニックなどの医療機関で受けましょう。
美容サロンなど医療従事者でない人が施術をした場合、トラブルが起きたとしても医療的な対応はできません。
医療資格を持ったアーティストを選ぶことが第一前提です。

  • 形が左右対称でない
  • 左右で色の入り方が違う
  • 思ったより色素が濃い
  • 変色してきた

デザインはアーティストの技術力に左右されます。元々の骨格や顔のバランスによっては完全に左右対称に仕上げるのは難しい場合もありますが、デザインの時点でわかることです。
技術力不足のアーティストでは起こる可能性があるため、実績の多いアーティストを指名で選ぶシステムのクリニックを選ぶといいでしょう。
変色してきた場合は、施術後すぐではなく1年後くらいに青っぽくなったり、赤茶っぽくなることがあります。これは使用しているインクの問題なので、変色が気になる場合はリタッチして再度色素を入れると改善します。

アイライン

  • 形が左右対称でない
  • 左右で色の入り方が違う
  • 思ったより色素が濃い

アイラインは線が細いので、入れる箇所によって目元の印象が違ってしまうため、デザインにはかなり慎重になります。左右で線の太さや長さが違ったり、色の入り方が違うことも起こります。
眉やリップラインと比べてターンオーバーは遅いので、退色する期間も遅めです。心配な方は色素を薄めにするといいでしょう。

リップライン

  • 唇と皮膚の境目で色が違う
  • 左右対称でない

リップラインのアートメイクで唇の形を大きくするオーバーリップは、唇と皮膚に色素を入れます。
しかし、皮膚と唇ではターンオーバーの日数が違うため、徐々に境目の色が分かれてきてしまうというリスクもあります。
失敗というよりもオーバーリップにする方には誰でも起こり得ることなので、もし色が分かれてきてしまったら、リタッチして色を調整してもらいましょう。
1回目の施術でおおよそのデザインが決まりますが、もし左右対称でなかった場合は2回目の施術で微調整できます。

2. 失敗を防ぐための3つの方法

アートメイクの失敗を防ぐため、後悔しないようにするための3つの方法をご紹介します。失敗を恐れて諦める前に、失敗を防ぐ方法を知っておきましょう。

2-1. 技法の種類を知っておく

アートメイクには2D、3D、4Dなどいくつかの技法があります。
技法の違いやクリニックで受けられる技法の種類を知らないと、思い通りの仕上がりにならないこともあるでしょう。技法の違いを見てみましょう。

2D

機械彫りで色素を均一に入れる。全体的に立体感がなくベタ塗り感のある仕上がり。

3D

手彫りで1本ずつ線を入れて毛を再現する。立体的で本当に眉が生えているような仕上がり。

4D

2D+3Dの組み合わせで毛並みを3Dで再現したあと、2Dで点状に色素を入れる。メイクをしたような仕上がり。

3種類とも仕上がりが違うため、理想的な仕上がりに合った技法を選ぶことは重要なポイントです。
クリニックで受けられる技法の種類はしっかり確認しましょう。

2-2. 2回目の施術前に仕上がり具合を要確認する

アートメイクは色素を定着させるため、通常2回以上の施術が必要なので、まだ1回目が終わった段階では失敗しているかは判断できません。
仕上がり具合は施術後1週間ほどしてかさぶたが取れた時で、色素が定着するため形をしっかり確認できます。
まだ完成はしていませんが、この時点でもしデザインが少し違っていたり、思ったよりも色素が濃いなど心配な点がないか見ておきましょう。
2回目の施術をする頃には色素は落ちついているため、色の入り方などを見ながら施術して調整します。
もしも2回目の施術の後ダウンタイムが過ぎてからも色素が抜けてしまったり、長さが足りないなど問題があれば、クリニックに連絡しましょう。

2-3. 症例を多く見て参考にする

失敗を防ぐには症例を多く見て、このようなデザインや色にはしたくないと提示することです。
カウンセリングでは希望のデザインや色にばかりに時間を割いてしまいますが、希望に反することも提示しておけば失敗を防ぐことができます。
セルフメイクでの失敗談や、メイクのくせなども伝えておいた方がいいでしょう。

3. まとめ

アートメイクの失敗例、失敗を防ぐ方法についてご紹介しました。アートメイクはすぐには消えないため、事前のリサーチは必須です。
希望のデザインだけでなく、多くの失敗例も見ておくことで、自分に合ったアートメイクが受けられるでしょう。失敗が心配な方はいくつかのクリニックでカウンセリングを受け、不安を解消してから実際に施術を受けるのもひとつの方法です。
カウンセリングは無料で実施しているので、気になる方はまずはカウンセリングから始めてみてください。

関連記事