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今の主流はナチュラル眉!少しのお手入れで自然に見える眉メイクの方法

時代によって眉毛のデザインは変化しています。
眉毛の太さや長さ、眉山の位置や眉カラーなど、眉毛だけでもバリエーションは豊富です。
眉メイクを見るだけで時代がわかるほど流行があるため、しっかりトレンドをつかむことで今風のメイクをすることができます。
最近ではナチュラル眉が主流になってきています。
本記事ではナチュラル眉について、どういったメイクなのか、メイクのポイント、メイク方法についてご紹介します。

1. ナチュラル眉とはどんな眉メイク?

ナチュラル眉とは、あえて眉毛をあまり整えずに自眉を最大限に生かした眉メイクです。
眉毛周辺の産毛をなくし、しっかりメイクをしたような仕上がりにするデザインもありますが、ナチュラル眉はあまり整えないのが特徴です。
自眉を活かしているので違和感がなく、どんな人でも自然な印象に仕上がります。

2. ナチュラル眉のポイント

ナチュラル眉とは実際にどういったデザインでしょうか。
ナチュラル眉にも種類があるので、ポイントを知り、自分に合ったデザインをみつけましょう。

2-1. 元々の自眉を活かした眉

自眉を活かした眉メイクにすると自然な仕上がりになります。
自眉を眉毛コームで整えて、眉毛の薄い部分は自眉と近いアイブロウを使って足していきます。
眉山も角度をつけずに自眉の形を活かしたデザインにしましょう。

2-2. ナチュラルメイクでも浮かない眉

すっぴんに近いようなメイクの仕上がりにしたり、ファンデーションや下地しか塗らない方もいるでしょう。
ナチュラルメイクはほとんど色味がないため眉毛が目立ちやすくなりますが、ナチュラル眉は眉メイクをあまりしないためなじみやすいです。
目立つカラーをあえて使用しないことで、顔が柔らかい印象になります。
薄いメイクでもすっぴんのような仕上がりになるので、統一感のある顔に仕上がります。

2-3. 自分の骨格に合った眉

自眉が薄い人は骨格に合った眉をデザインしましょう。
骨格や目・鼻・口の配置に則った黄金比を用いることで、自眉が薄くてもナチュラル眉にできます。
3つのポイントを決めてから描き始めます。

  • 眉山(目頭の真上)
  • 眉尻(小鼻と目尻を結んだ延長線上)
  • 眉山(眉頭から2/3、白目の終わりの真上)

眉の長さは眉頭3:眉山2:眉尻1で描くと自然な形の眉に仕上がります。
眉カラーも自眉に合ったカラーを選ぶといいでしょう。

2-4. 毛並み感がある眉

毛並みを整えて立体感のあるナチュラル眉もあります。
毛がボサボサのままでは野暮ったく見えてしまうため、あまりに長い場合は少しカットしましょう。
毛並みに沿わせて透明の眉マスカラを使うと毛並みを維持でき、ボサボサになりません。
毛並み感があるとメンズライクな眉になるため、ファッションの幅も広がるでしょう。

3. ナチュラル眉にするメイク方法

ナチュラル眉でも眉を整える必要があります。
ポイントを抑えることでナチュラルに見える眉のメイクができるため、何もお手入れをしていない眉とは違って見えるのです。
4つのポイントを意識して眉メイクをしてみましょう。

3-1. アウトラインを整える

無駄な毛を処理する前にまずはアウトラインを整えて、残す毛と処理する毛をハッキリさせることが大切です。
アウトラインを作るためには、眉毛を描いてデザインを整えていきましょう。
眉頭・眉山・眉尻を意識して、左右のバランスが同じになるようにして眉毛を描いていきます。

3-2. 眉ブラシで毛並みを整える

アウトラインを書いて処理する毛がわかったら、眉ブラシで毛並みを整えて長すぎる毛をカットします。
アウトラインができても眉毛が長いと何も処理していないように見えてしまうため、野暮ったい印象を与えてしまいます。
毛の生え方にクセのある方は、眉マスカラで固めてから整えるとやりやすいです。

3-3. 眉毛用のハサミでカットする

アウトライン周辺の長い毛を眉毛用のハサミを使ってカットします。
あとでシェーバーでも剃るため、目立つような毛だけカットできれば大丈夫です。
短い毛は毛抜きで抜きたくなりますが、毛抜きは毛穴周辺にダメージを与えやすく、毛穴が炎症する毛嚢炎や毛穴の中で毛が切れてしまう埋没毛になりやすいです。
毛だけを上手につまめずに皮膚をつまんでしまうと傷ができてしまう恐れもあるので、毛抜きは使わないようにしましょう。

3-4. シェーバーで産毛を剃る

眉用や細かい部位までシェービングできるシェーバーで、産毛を剃って整えましょう。
眉用のカミソリもありますが、カミソリは刃が直接肌に当たってしまうため傷つける恐れがあります。
眉周辺の骨格は凹凸があったり、左右同じように剃るのが難しい部位なので、安全に使えるシェーバーで剃りましょう。
鏡は目元がしっかり見える高さに調整し、明るいところで剃るようにしてください。

4. まとめ

眉毛は切りすぎたり剃りすぎてしまってもまた生えてくるので、メイクのチャレンジがしやすいパーツです。
生えてくるまでは眉メイクでカバーできるので、眉毛のアレンジが楽しめます。
ナチュラル眉は少しのお手入れででき、誰にでも似合うデザインです。
ナチュラル眉を活かしたメイクやファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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