LIP ~リップ~
リップのアートメイク
**リップの医療アートメイク(リップアートメイク)**とは、唇の皮膚の浅い層(0.02〜0.03mm程度)に専用の針で色素を注入し、唇の色味や形を整える施術のことです。
「寝起きでも血色が良い」「マスクに色がつかない」といったメリットから、近年非常に人気が高まっています。
美容医療の観点から、メリット・デメリット、リスクをまとめました。
1. どんな効果があるのか(メリット)
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血色感の改善(くすみ消し)
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唇のくすみや紫っぽさをカバーし、トーンアップさせます。口紅を塗らなくても顔色が明るく見えます。
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形の補正(オーバーリップ・人中短縮)
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加齢でぼやけた輪郭をはっきりさせたり、本来の唇より少し大きく描く「オーバーリップ」で人中(鼻の下)を短く見せたり、ボリューム感を出すことができます。
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メイクの手間削減
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飲食後やマスク着用時でも色が落ちないため、塗り直しの手間がなくなります。
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2. 知っておくべき注意点(デメリット・リスク)
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痛み
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唇は神経が集中しており、眉毛のアートメイクよりも痛みを感じやすい部位です(通常は表面麻酔を使用します)。
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ダウンタイム(回復期間)
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施術後3〜4日目くらいから薄皮が剥け始め、1週間程度で落ち着きます。その間は乾燥しやすく、強い発色や腫れが出ることがあります。
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口唇ヘルペスのリスク
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針の刺激により、潜伏していたヘルペスウイルスが活性化し、水疱ができることがあります(予防薬を処方するクリニックが多いです)。
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簡単には消せない
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タトゥーより浅い層ですが、一度入れるとすぐには消せません。除去にはレーザーが必要で費用もかさむため、デザインは慎重に決める必要があります。
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3. 持続期間と回数
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持続期間: 平均1〜3年程度
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新陳代謝(ターンオーバー)により、徐々に薄くなります。
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施術回数: 基本は「2回セット」
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1回目は体が異物(色素)を排出しようとするため色が定着しにくく、ムラになりやすいです。2回目で色を定着させ、完成させることが一般的です。
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4. デザインのトレンド
最近は、口紅をベタ塗りしたような濃い仕上がりよりも、**「ティントリップを塗ったような透け感のある仕上がり」や、本来の唇の色に近い「粘膜カラー」**が人気です。

