ニキビ部位

口のまわりにできるニキビ

口の周りにできるニキビと胃腸の関係とは?食べ過ぎなどの原因と対策

口の周りや口元、唇などにできるニキビは大人ニキビといわれるニキビで、主に胃腸障害や、ストレスによるホルモンバランスの乱れが原因です。口元にできるニキビは、痛みをともなうことが多いので、三度の食事も苦痛になります。厄介な口の周りや唇付近のニキビをくり返さないために、その原因と予防対策方法をお伝えします。

口周りにニキビができる4つの主な原因とは?

口周りのニキビは胃腸と密接に関係しています。ここでは口周りにニキビができる原因を4つ解説します。

胃腸が弱っている

口の周りや唇付近のニキビは、胃腸が弱っているときにできやすいといわれています。口元は胃腸とつながっているため、不調がニキビとなって現れるのです。

▼食習慣とニキビの詳しい関係についてはこちら

その食べ物がニキビを悪化させる?食習慣とニキビの関係

 

糖分や脂肪分の摂取

近年、食生活の欧米化が進み、動物性脂肪をたくさん摂るようになり、脂質の代謝が悪くなったことも大人ニキビに悩む人が増えた原因の一つです。口周りのニキビにさけたいのは、糖分や脂肪分です。

砂糖や、人工甘味料などの糖分を摂り過ぎると、皮脂が増えて口周りにニキビができやすくなるほか、腸内の免疫力の低下を招き、様々な慢性皮膚炎を引き起こす原因となってしまいます。また、油ものを食べ過ぎると、血液中のコレステロールや中性脂肪が増え、ニキビの原因となります。その他にも、食品添加物の入った加工食品も、ニキビの原因になります。

食品添加物に含まれる合成着色料や防腐剤、保存料、化学調味料、酸化した脂などは、摂り過ぎると、肌の老化を早める活性酸素を増やしてしまいます。その他にもわさびや唐辛子、からしなどの刺激物を摂取すると、毛穴が開き皮脂の分泌が活発になりニキビの原因となってしまいます。

便秘など腸に溜まった有害物質

ニキビなどの肌トラブルを防ぐには、腸にたまった有害物質をスムーズに排出することが大切なので、便秘は大敵です。便秘症の人は、野菜をしっかり食べるとともに、ご飯などの炭水化物も適度に摂るようにしましょう。

タンパク質は動物性のタンパク質だけでなく、大豆製品などの植物性のタンパク質も摂るようにすると便秘が解消され、ニキビや肌荒れが改善できます。日本人の腸は欧米人の腸に比べて長いために、肉や乳製品などは消化しにくく摂りすぎるとニキビの原因になってしまいます。特に口まわりのニキビは、胃腸の調子と深い関係があります。

たんぱく質は大豆製品などの植物性たんぱく質と半々に摂るようにすると、胃腸に負担がかかりにくくなります。その他にも、胃に負担をかける頭痛薬や鎮痛剤などを常用している場合も、口のまわりや唇のニキビの原因になることがあります。

ストレスによるホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れや免疫力の低下も、口のまわりや唇付近のニキビの原因になります。女性は、生理前にニキビができやすい傾向がありますが、これもホルモンバランスの変化によるものです。

ストレスは避けては通れないものですが、ストレスが蓄積すると、美容や健康にも影響を及ぼします。仕事やプライベートなどでストレスがたまると、ホルモンのバランスが悪くなり過剰に皮脂が分泌されるため、大人ニキビとも言われる口のまわりなどのニキビの原因になります。

口周りにニキビができないように!予防対策法

ここでは、口周りにニキビができないようにするための予防対策法をいくつかご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

胃腸に負担をかけない食事

口の周りや唇付近のニキビを防ぐためには、胃腸に負担をかけないことが大切です。暴飲暴食は避けて、バランスの良い食事を1日3回、規則正しく食べるようにしましょう。また、冷たい飲み物や食事を避けて、温かいものを食べるようにすると、ニキビの予防につながります。

自身の食生活について「油ものを多くとっていないか、甘いものを摂りすぎていないか、外食が多く食事時間が不規則ではないか、夜寝る前に食べていないか」など、振り返ってみましょう。改善できることから始めると、胃腸の負担が徐々に軽減され、口の周りのニキビができにくくなります。

ストレスの解消

ニキビの改善にとって大切なのがストレスを解消することですが、ストレスの解消法は人それぞれです。寂しがり屋の人は気心の知れた人とおしゃべりすることで気分が晴れますが、ひとりが好きな人は散歩に出かけたり、ひとりでお茶をする方がストレスの解消になるかもしれません。

どのタイプの人にもおすすめで、しかも心がすっきりし、腸の調子もよくなる一石二鳥の方法が、数を数えながら、その場で大きく足を上げて100回足踏みをする方法です。心のストレスは、余計なことを考えてしまうことから起こります。無心で数を数えることで、他のことを考えずにすみます。

また、下半身を鍛える足踏み運動は、全身の血の巡りがよくなり、ニキビの改善効果も期待できます。

40代は口の周りにニキビや吹き出物ができやすいって本当?

40代では、肌の乾燥やホルモンバランスの変化などによって口の周りにニキビや吹き出物ができやすくなる場合があります。またどの年代にも共通することですが、ストレスや不規則な食生活などで肌トラブルを引き起こしやすくなります。

適切なスキンケアと健康的な生活習慣が重要であることはもちろんのこと、治りが悪い場合は医療機関の受診も検討しましょう。

口の周りのニキビに悩んでいるならKM新宿クリニック

食べすぎなどで胃腸の働きが弱ると、口まわりニキビができやすくなります。口まわりにニキビができやすいタイプの人は、食事を和食にすれば比較的簡単に改善できます。また夕食に温野菜などをたっぷり食べる習慣をつけると、翌日は便通がよくなり、肌トラブルの解消になります。

対策をとってもニキビが治らない場合は医療機関を活用するのも1つの方法です。

KM新宿クリニックは、患者さま1人ひとりのお悩みやご希望にあわせて、伴走いたします。また、今なら初回トライアル価格として高性能肌診断+選べるニキビ治療(アグネスニードル5箇所orプラズマ治療orハイドラフェイシャル)を9,900円(税込)からお試しいただけます。

ぜひ、当院で理想のお肌を手に入れるお手伝いをさせてください!気になる方はぜひ無料カウンセリングをお申し込みください。

関連コラム