アクネスニードルニキビ治療

脂腺増殖症は諦めないで!アクネスニードル治療でツルツル肌に

顔面や前額部や鼻のTゾーン、頬にできた黄色や白色のふくらみ、脂腺増殖症(しせんぞうしょくしょう)が、治療をしたにもかかわらず再発を繰り返しお悩みになっている方がいるのではないでしょうか。

そのような方には、高周波RF(ラジオ波)アクネスニードル治療をおすすめします。
アクネスニードル治療は、再発を繰り返す脂腺増殖症でもツルツル肌に変えることが期待できる治療法です。

本記事では脂腺増殖症の症状や原因、アクネスニードル治療の特徴や一般的に行われている治療法との違いなどについてご紹介します。脂腺増殖症でお困りの方は、ぜひ今後の治療参考にしてください。

脂腺増殖症(しせんぞうしょくしょう)とは?

脂腺増殖症は、皮脂が多く分泌される額や鼻のTゾーン、頬などにできる黄色もしくは白色の皮膚のふくらみです。
大きさは1~5mmほどで、単独でできることもありますが複数の場所に点在することもあります。
中年以降の男性に多くみられますが、女性や若い方にもあらわれます。

脂腺増殖症とニキビとの違い

脂腺増殖症はニキビと似ています。どちらも皮膚に影響を与える病変ですが、原因や症状に大きな違いがあります。ニキビは、皮脂腺の詰まりや炎症が原因で発生する、一般的な皮膚トラブルです。ホルモンバランスの変化や過剰な皮脂分泌が影響します。ニキビは、黒ニキビ、白ニキビ、膿を伴う赤ニキビなど、さまざまな種類に分けられますが、適切なケアや治療により改善することが多いです。

一方、脂腺増殖症は、一度できてしまうと自然と消失することはなく、時間の経過とともに少しずつ大きくなっていくという特徴があります。若い方の中には、数ヶ月で急激に大きくなる方もいます。ニキビのように悪化すると炎症を起こしたり化膿したりするということはありません。

脂腺増殖症と似ている皮膚疾患

脂腺増殖症は、ニキビ以外にも似た皮膚疾患はいくつかあり、外見上や発生部位が脂腺増殖症と類似しています。

稗粒腫(はいりゅうしゅ)

白色や黄色の小さな嚢胞が皮膚の表面に現れる皮膚疾患で、特に顔に多く見られます。脂腺増殖症とは異なり、皮脂腺の異常ではなく、角質が皮膚の下に溜まってできるものです。相違点は稗粒腫は角質嚢胞であり、脂腺の増殖ではないことです。

汗管腫(かんかんしゅ)

汗腺(エクリン汗腺)の増殖によって生じる良性腫瘍で、目の周りに小さな肌色や黄色の結節が現れます。見た目が脂腺増殖症に似ていることがあります。汗腺が原因であり脂腺増殖症とは別の腺が関与していますが、皮脂腺が原因の皮膚疾患のため、治療方法は脂腺増殖症と同じくアクネスニードルが有効です。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)

老化に伴って現れる、肌色から黒褐色の角化した良性の増殖性病変です。顔や体幹に現れ、外観が脂腺増殖症と似ている場合があります。脂腺増殖症との相違点は、 表面がより粗く色も濃くなることが多く、主に角化細胞の異常増殖が原因とされています。

基底細胞がん

基底細胞がんは、通常皮膚の露出部分に発生する最も一般的な皮膚がんで、小さな結節や潰瘍を形成します。脂腺増殖症と見た目が似ている場合もありますが、悪性である点で異なります。悪性腫瘍であるため、外科的な治療が必要です。

リンパ腫瘍(皮膚T細胞リンパ腫など)

皮膚に隆起した結節や斑点ができる疾患で、炎症や腫瘍が進行することがあります。稀に脂腺増殖症と混同されることがあります。腫瘍が悪性であり、免疫系が関与している場合が多いです。これらの疾患は脂腺増殖症と外見が類似することがあるため、正確な診断には皮膚科医による確認が必要です。

脂腺増殖症の特徴

脂腺増殖症は悪性化することはなく痛みも感じないため、治療をせずに放置していても問題はありません。しかし、大きくなると見た目が気になり出して、外出することを避けるようになるなど日常生活に支障をきたすようになる可能性があります。また、ストレスで精神的なトラブルに発展する可能性もあるため、見た目が気になりだした方は出来るだけ早くお近くのクリニックに相談するようにしてください。

脂腺増殖症の原因は?

脂腺増殖症は、中年以降に発症する方が多いため、加齢が関係しているといわれています。しかし、皮脂腺が増殖してしまう原因は分かっていません。

若い方で脂腺増殖症が発症している場合は、男性ホルモンの影響による皮脂の分泌異常が原因であると考えられています。

また、ステロイド剤を長期間使用していた方、免疫抑制剤を使用した方が発症しやすいことがわかっています。

脂腺増殖症に対する一般的に行われている治療法

脂腺増殖症に対して一般に行われている治療法は、外科的切除や炭酸ガスレーザー治療、冷凍凝固術です。

外科的切除や炭酸ガスレーザー治療では凹んだ傷跡(瘢痕)が残ってしまう、冷凍凝固術では色素が沈着してしまうなどの可能性があります。また、一度治っても再発してしまう方も少なくありません。

外科的切除

増殖した皮脂腺の部分を外科的に切除します。切開のサイズは病変の大きさにより異なりますが、通常は最小限の切開で行われ、病変の大きさに応じて縫合します。脂腺増殖症の病変を確実に取り除くことができるため、再発の可能性が低いですが、手術後に小さな傷跡が残る可能性があります。

炭酸ガスレーザー治療

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は水分を多く含む細胞に反応し、その部分を蒸散させます。これにより、脂腺増殖症の病変をピンポイントで取り除くことができます。メスを使わないため出血や切開がありません。脂腺増殖症の根本部分を除去できるため、再発リスクが低い治療法とされています。治療後に小さな傷跡が残る場合があるため、術後のケアが重要です。

冷凍凝固術

冷凍凝固術は低温を利用して病変部位を凍結し、組織を破壊する治療法です。液体窒素や特定の冷凍装置を使用して皮膚に病変を直接凍結させることで、脂腺の異常な増殖部分を除去します。切開しないため出血や縫合がなく、負担が少ないためリスクも低いです。稀に小さな傷跡が残ることがあります。また、治療後に色素沈着や色素脱失(皮膚の色が薄くなること)が起こることがあり、特に色素が濃い肌では注意が必要です。

アクネスニードル治療とは

アクネスニードルとは、高周波が流れる特殊な針を使用し脂腺増殖症の原因の元となる皮脂腺を直接破壊する治療法です。針の先端から高周波を照射し、皮脂腺を凝固させることで治療を行います。皮脂腺に作用して過剰な皮脂分泌を抑えることで、脂腺増殖症を治療します。

針は微細なため挿入時に痛みはなく、治療跡も残りません。絶縁針なので針先だけ熱を持って皮脂腺にのみ熱が伝わるため、ほかの組織に影響を与えることはありません。高周波の熱によって真皮層の線維芽細胞が刺激され、コラーゲン生成が促される効果もあります。

アクネスニードル治療には以下のような特徴があります。

  • 表皮へのダメージが少なく、ダウンタイムが短い(個人差あり)
  • 治療部位から再発する可能性は極めて低い
  • さまざまな症状に対しての治療として使用できる
  • 数回の通院で治療が終わる

表皮へのダメージが少なく、ダウンタイムが短い

アクネスニードル治療は、極細針を肌に刺して、針先から高周波(RF)を放出することで治療をする治療器です。
表皮に触れる部分の針は絶縁体になっているので、高周波を照射しても皮膚は熱のダメージを受けることはありません。
そのため、通常のレーザーでは照射できないような高いエネルギーでの治療ができ、傷跡も残りにくいです。

アクネスニードル治療は、皮膚表面へのダメージを抑えて皮脂腺を破壊するため、個人差はありますが、他の治療法に比べるとダウンタイムが短いという特徴があります。そのため、洗顔や入浴、メイクは翌日から可能です。

治療部位から再発する可能性は極めて低い

脂腺増殖症に対して行われている一般的な治療法は、一時的に症状を改善させるものです。
そのため治療をして症状が改善したとしても、再発を繰り返す可能性があります。

しかし、アクネスニードル治療は、脂腺増殖症の原因である皮脂腺を破壊するため、施術部位の再発可能性は極めて低い治療法です。

さまざまな症状に対しての治療として使用できる

アクネスニードル治療は、脂腺増殖症だけではなく、ニキビや赤みのあるニキビ跡や毛穴の開き、汗管腫などさまざまな症状に対しての治療として使用できます。

数回の通院で治療が終わる

アクネスニードル治療は、症状や施術部位の数によっても多少異なりますが、治療を終えるまでに脂腺増殖症なら5回程度、ニキビなら4~5回の通院が必要です。しかし、これまでの治療と違い再発する可能性は極めて低いです。

アクネスニードル治療に関してよくある質問

アクネスニードルは皮脂腺を破壊し、脂腺増殖症の根本の原因をなくすため再発の可能性は極めて低い治療です。治療は複数回必要なので、自己判断で治療を終えてしまうと再発の可能性があります。再発させないためには、必要な回数通って最後まで治療を終えることが大切です。
アクネスニードルは多少の痛みを感じることがありますが、我慢できる範囲です。痛みの感じ方は個人差がありますが、痛みが不安な方には麻酔クリームでの表面麻酔が可能です。
顔に皮脂腺は約20万個あるため、脂腺増殖症の治療で皮脂腺を破壊しても問題ありません。ほかの皮脂腺が機能しているため、汗腺が詰まったり乾燥肌になるようなこともないです。
高周波によって皮脂腺が破壊されると、徐々に毛穴が小さくなります。効果を実感できるのは1回の治療後1〜4週間ほど経った頃です。

症例写真


【施術の説明】
マイクロニードルと呼ばれる25本の極細針を真皮層まで通し、高周波(RF)を直接照射する治療です。

【施術の副作用(リスク)】
治療部位の赤み、内出血はあります。個人差がありますが1-2週間程度で消失します。

【施術の価格】
マルチニードルRM【全顔5回】 247,500円(税込)

アクネスニードル 脂腺増殖症の料金(税込)

トライアル1回(5箇所) + 肌診断 9,900円
全顔 55,000円
【各1部位】鼻・鼻下 11,000円
【各1部位】頬(片側上部、片側下部)、こめかみ(片側)、顎(片側) 11,000円
  • 初診料:2,200円、再診料:1,100円
  • 治療内容によっては、薬代・麻酔代が別途必要です。

脂腺増殖症に悩んでいるならKM新宿クリニック

脂腺増殖症とアクネスニードル治療特徴などについてご紹介しました。

脂腺増殖症は、従来の治療法で治療をしても再発を繰り返すことが多いため、治すことを諦めている方も多かったのではないでしょうか。

しかし、アクネスニードルは治療すれば再発する可能性が極めて低い治療法です。

脂腺増殖症に悩んでいる方は、出来るだけ早くアクネスニードル治療を受けてきれいなツルツル肌を手に入れましょう。
KM新宿クリニックは、患者さま1人ひとりのお悩みやご希望にあわせて、伴走いたします。

ぜひ、当院で理想のお肌を手に入れるお手伝いをさせてください!気になる方はぜひ無料カウンセリングをお申し込みください。

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