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赤ニキビができる原因とは?治らない吹き出物の適切な治療法

赤いニキビ・吹き出物が治らない…

「小さなニキビだからと放置していたら、いつの間にか赤ニキビになってしまった……」そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。赤ニキビは、毛穴の内部で炎症を起こしてしまっている状態です。適切にケアしないと、ニキビ跡が残ってしまう可能性があります。

今回は、赤いニキビや吹き出物ができてしまう原因や、赤ニキビの対処法をご紹介します。赤ニキビのケアでは、まずは触らないことが鉄則です。状態に合わせて適切にケアし、美しい肌を取り戻しましょう。

しつこい赤ニキビの原因

ここでは、しつこい赤ニキビの原因をご紹介します。赤ニキビは原因によって適切な対処が異なります。良かれと思って行った治療方法が逆効果……ということにならないように、ライフスタイルと照らし合わせながら原因を探していきましょう。

ストレス・ホルモンバランスの乱れ

赤ニキビは、ストレスやホルモンバランスの乱れによって生じます。そもそも赤ニキビとは、ニキビの炎症が進んで赤く盛り上がっている状態です。炎症は、過剰に分泌された皮脂を栄養にアクネ菌が繁殖することによって起こります。

人間の体はストレスを感じると自律神経のバランスが崩れ、皮脂の分泌を促すホルモンが増加する傾向にあります。また思春期や生活習慣の乱れによってホルモンバランスが乱れることでも、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。

肝機能の低下

内臓の不調は、肌のコンディションに大きな影響を与えます。とくに肝機能が低下している場合は、赤ニキビが形成されやすいといわれているのです。

肝臓は、体内の老廃物や毒素を無毒化する役割を担っています。そのため、肝機能が低下すると溜まった老廃物が体を巡りやすくなり、毛穴に詰まった結果、アクネ菌が繁殖してしまうわけです。とくにTゾーンや頭皮など、もともと皮脂量が多い場所では、老廃物も溜まりやすい傾向に。同じ場所にばかり赤ニキビができてしまう人は、体の内側にも注意を向ける必要があるでしょう。

摩擦・紫外線などの外的刺激

赤ニキビは、摩擦や紫外線などの外的刺激によっても生成されます。外的刺激を受けた皮膚では肌のバリア機能が低下し、従来よりも刺激に敏感な状態になってしまいます。髪やマスクによる摩擦や細菌の影響を受けた結果、赤ニキビができてしまうのです。

肌の外的刺激には、花粉・排気ガス・ハウスダストなども含まれます。またスクラブの入った洗顔料や、ゴシゴシと擦るような洗顔でも、肌のバリア機能は下がってしまいます。

肌の角質が硬くなっている

肌の角質が硬くなることも赤ニキビの原因の一つです。肌は外的刺激を受けると、ダメージから守るために角質を厚くします。硬くなった皮膚では毛穴詰まりが起こりやすくなり、皮脂が溜まる原因になってしまうのです。

また加齢や環境による乾燥によっても、角質は硬くなってしまいます。なぜなら、乾燥が進むと肌のターンオーバーの周期が乱れ、古い角質がいつまでも残り続けてしまうからです。

赤ニキビができたときにやってはいけないこと

ここでは、赤ニキビができたときにやってはいけないことをご紹介します。目立つ場所にできた赤ニキビは、思わず触ったり厚いファンデーションで隠したりしたくなりますよね。NG行動を理解したうえで、適切なケア方法につなげていきましょう。

自分で潰そうとする

赤ニキビの対処法として、決してしてはいけないのが自分で潰す行為です。赤ニキビを潰すと肌に傷がつき、雑菌や細菌が患部に入り込んでしまいます。その結果、炎症物資が周りに広がり、さらに炎症が悪化してしまう可能性があるからです。

また瘡蓋(かさぶた)や切り傷などと同様に、傷ついた肌は色素沈着してしまうことも。ポツリとできた赤ニキビは思わず潰したい衝動に駆られますが、基本的には触れずに別のスキンケア方法を探しましょう。

触る・摩擦を与える

赤ニキビは、潰さなくても触っただけで炎症を悪化させてしまう可能性があります。赤ニキビができた肌はデリケートになっており、小さな刺激でも影響を受けやすい状態です。外的刺激を受けるほどに、ニキビの状態が悪化してしまいます。

指で触るのを控えるだけではなく、不必要なシーンではマスクを取ったり、髪の毛がニキビに当たらないようにまとめたりする習慣も大切です。とくに頬杖をついたり髪をかき上げたりする癖がある人は、無意識のうちにニキビに触れないように注意しましょう。

洗浄力が強い洗顔料・クレンジングを使う

赤ニキビができると、顔を清潔に保つために洗顔やスキンケアを重視したくなりますよね。もちろん顔のケアは大切ですが、洗浄力が強い洗顔料やクレンジングの利用は避けましょう。

なぜなら洗浄力が強いコスメは、肌に必要なうるおいまで流してしまうリスクがあるからです。乾いた肌はうるおいを補充するために、さらに皮脂を分泌します。過剰分泌された皮脂が毛穴に詰まると、さらなる赤ニキビの生成・悪化につながってしまうでしょう。

赤ニキビの治し方・ケア方法

ここでは、赤ニキビをできる限り綺麗に治す方法をご紹介します。原因が明確になっていれば、自然と治し方も選びやすくなるものです。紫外線・摩擦・乾燥をケアしたうえで、ニキビ跡が残らないようにケアしましょう。

肌質に合ったスキンケア用品を使う

赤ニキビの治療では、肌質に合ったスキンケア用品を使うことが大切です。赤ニキビができている肌ではバリア機能が低下傾向にあるため、なるべく低刺激(敏感肌用やベビー用品)のアイテムを使いましょう。

スクラブ系の洗顔料やオイルタイプのクレンジングなど、洗浄力が高いアイテムは避けたほうがベターです。ニキビ治療における有効成分が入っているものや、保湿力が高いアイテムを選んでくださいね。

保湿と摩擦のケアでバリア機能を守る

保湿と摩擦のケアでバリア機能を守ることも、赤ニキビの治療において重要です。バリア機能の向上では、水分と油分のバランスが整った肌を目指します。泡洗顔やコットンパックなど、なるべく摩擦が発生しないスキンケアを心がけてください。

肌に水分を入れるだけではなく、蒸発を防ぐためのクリームも忘れないでくださいね。またスキンケアだけでなく、睡眠・適度な運動・食事などインナーケアも大切です。以下の記事では、ニキビ改善のために積極的に摂取したい栄養素をまとめています。

その食べ物がニキビを悪化させる?食習慣とニキビの関係

 

早めに皮膚科で治療を受ける

間違ったセルフケアは、赤ニキビが悪化する原因です。対処に迷った場合は、早めに皮膚科で治療を受けましょう。皮膚科や美容皮膚科では、ニキビの状態に合った治療法や、炎症を抑制する薬剤を提案してもらえます。

以下の記事では、クリニックで受けられるニキビの治療方法について紹介しています。「皮膚科や美容皮膚科の来院が初めてで不安」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。

クリニックで受けられるニキビの治療方法とは?悪化させないポイントも紹介

 

ニキビの治療法を紹介

ここでは、ニキビ治療に関するいくつかの施術をご紹介します。

繰り返さないニキビ治療なら「アクネスニードル」

アクネスニードルは、同じ場所に繰り返しニキビができる人や、過剰な皮脂の分泌によるニキビに悩んでいる人におすすめの治療方法です。高周波が流れる特殊なハリを使用し、ニキビの原因である皮脂腺を直接破壊します。

ニキビを治療しつつコラーゲンの生成も促進でき、治療前よりも美しい肌づくりをサポートしてもらえます。皮脂腺を根本から治療する方法であるため、同じ場所のニキビの再発がほぼなくなる点が魅力です。

ニキビとニキビ跡を同時に治療なら「アクネスマルチニードルRM」

アクネスマルチニードルRMは、ニキビとニキビ跡を同時に治療できる施術です。マイクロニードルと呼ばれる専用のハリを真皮層まで通し、RF(高周波)を直接照射します。表皮だけでなく皮膚深層部へRFを行き届かせることで、ニキビ・ニキビ跡などの症状を同時に改善することが可能です。

また、アクネスマルチニードルRMはニキビができていない部位にも、予防として照射できる点も特徴的です。

さまざまな肌悩みに対応「ケミカルピーリング」

ケミカルピーリングは、なかなか治らないニキビに悩んでいる人や、ニキビ跡をケアしたい人におすすめの治療方法です。ニキビ以外でも、細かなシワや肌のキメに関する悩みにもアプローチしてもらえます。

ケミカルピーリングでは、ピーリング剤を用いて古い角質を取り除き、肌の新陳代謝を促します。柔らかくなった肌では毛穴が詰まりにくくなるため、将来的なニキビも予防可能です。早い人では施術開始から数日で効果を実感できるため「突然のニキビをなんとかしたい」人にも推奨されます。

赤ニキビの対処は、KM新宿クリニックにご相談ください!

今回は、しつこい赤ニキビができてしまう原因や対処法をご紹介しました。炎症を起こした赤ニキビは、治った後も色素が沈着してしまう可能性があります。赤ニキビができる前の美しい肌を目指すためには、美容クリニックでの相談をおすすめします。

赤ニキビに悩んでいる人は、ぜひKM新宿クリニックにご相談ください。KM新宿クリニックでは、ニキビの状態や肌質に応じたニキビ治療方法を展開しています。まずはぜひ一度、KM新宿クリニックの治療プランをチェックしてみてくださいね。

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