ニキビ原因

そのニキビケア方法間違えてるかも?「大人ニキビNGケア」をチェック!

何度も繰り返しできるニキビ、いつも同じ箇所にできるニキビ・・・原因は、ニキビケアの方法を間違えているかもしれません。

ニキビには種類があり、できる原因や特徴、ケア方法は違います。
今できているニキビの原因やNGなケア方法を知れば、ニキビができにくいお肌を目指せるでしょう。

本記事ではニキビの種類やできてしまう原因、NGなケア方法についてご紹介します。
大人ニキビをなくしてツルツルのお肌にしたい方、ニキビケアから解放されたい方は、ぜひ最後までお読みになり参考にしてください。

思春期ニキビと大人ニキビの違いとは?

ニキビと言っても、おもに「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」の2種類に分かれます。
それぞれのニキビはできてしまう原因や特徴が違うため、ケア方法も異なります。
そのため、思春期ニキビだと思い込んでケアしていたら、じつは大人ニキビでなかなか治らないということもあるのです。

2種類のニキビの違いを知ることで、より効果的なニキビケアができるでしょう。それぞれのニキビの特徴や原因、できやすい箇所について見ていきましょう。

思春期ニキビとは?

思春期ニキビは10代頃にできるニキビで、皮脂分泌の多い額から鼻筋にかけてのTゾーンにできるのが特徴です。

思春期にホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌が増加することで皮脂腺の働きが活発化し、皮脂分泌が過剰になって毛穴を詰まらせることが原因です。

毛穴の詰まりでニキビの原因菌のアクネ菌が、繁殖しやすくなってしまうのです。

男性ホルモンは12~18歳くらいの第二次成長期に多く分泌され、皮脂量を増やします。女性も卵巣や副腎から代謝され、男性ホルモンが分泌されています。
思春期ニキビはホルモンバランスが原因のことが多いため、ホルモンバランスが安定すると自然と治まってきます。

大人ニキビとは?

大人ニキビは思春期を過ぎてからできるニキビで、「吹き出物」とも言われています。

頬や口周り、アゴなどのUゾーン、乾燥しやすい箇所にできることが多く、いずれも思春期ニキビとは逆に皮脂腺の少ない箇所にできるのが特徴です。
大人ニキビができる原因は、様々な原因が関わり合うことで起こります。

  • 生活習慣の乱れ
  • 偏った食生活
  • ストレス
  • 生理前後
  • 睡眠不足
  • ビタミン不足
  • 運動不足
  • 間違ったスキンケア
  • 乾燥
  • 喫煙

これらの原因によって肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が肌表面に残っていることにより、毛穴が詰まりやすくなるのです。

大人ニキビの原因は思春期ニキビと比べて複雑です。放っておけば治るわけではないため、生活習慣や食事内容、スキンケア方法などの見直しが必要になります。

大人ニキビのNGケア

大人ニキビの原因がわかったところで、続いてケア方法について見ていきましょう。

自己流のケアや思春期ニキビと同じようなケア方法では、逆にニキビを悪化させてしまうこともあります。
大人ニキビのケア方法でNGな場合をチェックしていきましょう。

ファンデーションやコンシーラーで隠す

ポツンと目立つニキビはどうしても隠したくなりますが、パウダーファンデーションの細かい粒子は毛穴に入り込んで詰まらせる原因になります。

また、リキッドファンデーションやコンシーラーは油分が多いため、アクネ菌のエサになりやすくニキビを悪化させる原因にもなるのです。

できてしまったニキビを隠したい場合は、ニキビ用のファンデーションやコンシーラーを使うようにしましょう。

収れんタイプの化粧品を使う

ニキビは皮脂分泌が原因でできると思い込み、さっぱりした収れんタイプの化粧品を使う人もいます。
思春期ニキビのケア方法をそのまま大人ニキビでしてしまうと、逆に肌を乾燥させてより皮脂分泌を増やしてしまうのです。

肌質は年々変化しています。ニキビ=さっぱりタイプという思い込みをなくし、まずは自分の肌質を知り、肌質に合った化粧品を使うようにしましょう。

また、市販の塗り薬も思春期ニキビ用の薬ではなく、大人用ニキビ用の薬を使うようにしてください。

洗浄力の強い洗顔料を使う

ニキビはこまめに洗顔をして清潔に保てば治ると思う人も少なくないでしょう。
しかし、大人ニキビは乾燥が原因のこともあるため、洗浄力の強い洗顔料では、肌に必要な皮脂までも洗い流してしまうのです。
そうするとさらに肌は乾燥してニキビを悪化させ、できやすい状態になってしまいます。

マスクをする

大人ニキビは頬やフェイスラインにできやすいため、手っ取り早く隠すためにマスクを使うこともあるでしょう。

しかし、マスクによってニキビが刺激され、悪化させてしまう原因になることもあります。
また、マスク内は湿度が高いため雑菌が繁殖しやすいので、新たにニキビを作ってしまうこともあります。
マスクをしなくてもいい状況の時はなるべく外すようにし、マスクによる蒸れや刺激をなくすようにしましょう。

まとめ

大人ニキビのNGなケア方法についてご紹介しました。
ニキビがいつまでも治らない原因は、NGケアを続けていたからかもれません。
大人ニキビを治すためには、生活習慣や食生活の改善はもちろんですが、スキンケアの方法を見直す機会でもあります。
お肌の変化に合わせて化粧品やケア方法を変えるだけで、大人ニキビができにくい肌を目指せます。

しかし、炎症がなかなか引かない場合や、すぐに改善したい場合は皮膚科や美容クリニックを受診し、治療してもらいましょう。
いつものお手入れを見直して、ニキビのないスベスベのお肌を手に入れましょう。

関連コラム