目次
繰り返しニキビができる原因
ニキビが繰り返しできる原因はいくつかあります。以下に詳しく説明しますね。
ニキビができやすい肌になっている
ニキビができやすい肌は、毛穴が詰まりやすい肌です。皮脂の過剰分泌や古い角質の除去不足などが原因です。
ニキビ周りの毛穴が詰まっている
ニキビができて腫れると、周囲の毛穴を圧迫します。圧迫された毛穴から皮脂や老廃物を排出しにくくなり、ニキビが連鎖的にできやすくなります。
ニキビが治りきっていない
ニキビはもともと毛穴の詰まりから発生します。見た目上は治ったように見えても、毛穴の内部に残っている可能性があります。
これらの原因を理解し、適切なスキンケアを行うことで、繰り返しできるニキビを予防できます。
予防策と対処法
繰り返しできるニキビを予防するためには、適切なスキンケアと生活習慣の改善が重要です。以下に具体的な予防策と対処法をご紹介します。
正しい洗顔
- 1日2回、刺激の少ない洗顔料をよく泡立ててやさしく洗いましょう。
- すすぎ残しがないように、ぬるま湯でしっかりすすぐことが大切です。
- スクラブ入りの洗顔料など、刺激が強いものでゴシゴシこするのは避けましょう。
スキンケアの仕方
- 洗顔後は水をよく吸うタオルを使い、皮膚をこすらずに水分を拭き取ります。
- 過剰な洗顔は逆効果です。1日2回の洗顔と、保湿を重視したスキンケアが大切です。
生活習慣の改善
- 質の良い睡眠を確保しましょう。睡眠不足は新陳代謝を乱し、ニキビのリスクを高めます。
- 適度に身体を動かすことで血行を促進し、免疫機能を高めましょう。
- ストレスを溜めず、リラックスできる時間を作ることも大切です。
食生活の見直し
- バランスの良い食事を心掛けましょう。特定の食べ物がニキビに影響を与えることは個人差がありますが、血糖値を急上昇させる食事は避けるべきです。
- 伝統的な和食を意識すると良いでしょう。
クリニックでの予防法
- ケミカルピーリングやイオン導入、ニードルRFなどの治療法を検討しましょう。
- クリニックでの専門的なアドバイスを受けることで、ニキビを予防・改善できます。
ニキビができにくい肌をつくるために、自宅での予防法とクリニックでの治療法を組み合わせて取り組んでみてください。
繰り返しできやすい部位
繰り返し同じ場所にニキビができるのは、いくつかの理由が考えられます。以下に詳しく説明しますね。
あご
- 毎月同じ頃、痛くて、膿をもった黄色いニキビがあごにできる場合、**ホルモン**が原因かもしれません。
- ホルモンは皮脂の分泌を促すため、ニキビをできやすくすることがあります。
- この場合は、自分で治すよりも、皮膚科医に相談することをおすすめします。適切な治療法を探してくれるはずです。
Tゾーン
- 顔の中でも、Tゾーン(額・鼻・顎)にニキビができやすい人は少なくありません。
- Tゾーンは脂っぽくなりやすいため、皮脂が角質や汚れと混ざって固まり、黒ニキビや白ニキビ、嚢胞になることがあります。
- ニキビがいつも同じ箇所にできる場合、レチノール配合の製品や酸性のピーリングを取り入れて、毛穴の詰まりを解消しましょう。
おでこ
- 汗をかくと、おでこにニキビができやすくなることがあります。
- 帽子や前髪がおでこをニキビの温床にする原因になります。
- 汗や細菌をやさしく洗い流し、肌にやさしいニキビ薬を使い、あぶらとり紙で皮脂を取り除いて対処しましょう。
頭皮
- 頭皮にできるニキビの原因は、遺伝子やホルモン、毛穴の詰まりです。
- 遺伝子やホルモンによる治療は皮膚科医に相談しましょう。
- 毛穴をすっきりさせるシャンプーで、頭皮に残ったシャンプーやリンス、汚れを分解することが大切です。
胸
- 胸も汗をかきやすく、ニキビが繰り返しできやすい場所です。
- 運動後は抗菌作用のあるボディソープで体を洗い、ニキビ肌用のファンデーションを使い、あぶらとり紙で皮脂を取り除いて対処しましょう。
背中・肩
- 背中や肩のニキビも、スポーツブラが原因となることがあります。
- 皮脂や汗を取り除くことが重要です。
腕
- 腕の外側にできる赤い腫れは、ニキビではなく毛孔性角化症と呼ばれるものです。
- 入浴時にイオウベースの石けんを使い、酸性のボディスクラブで角質を除去しましょう。