体は毎日の食事から作られているので、当然頭皮も毛髪も食事から摂られた栄養素でできています。
そのため、健康的な頭皮、毛髪にするためには毎日の食事内容は重要になってくるのです。
健康的な頭皮や毛髪にするために必要な栄養素や食材、薄毛になりやすい食材があります。
本記事ではAGAと食事の関係、薄毛対策に有効な食材やNGな食材についてご紹介します。
毎日の食生活を見直し、改善すべき点をチェックしてみてください。
AGAと食事の関係
食事の内容だけでAGAを発症するわけではありませんが、健康的な毛髪、毛の成長を促しやすい頭皮にするために必要な栄養素はあります。
そのため、毎日の食生活が乱れてしまうと、必要な栄養素が十分摂取できていないことになるため、育毛を促すことは難しいでしょう。
食生活の乱れは栄養不足だけでなく、血行不良や皮脂分泌を過剰にして毛穴を詰まらせるなどの要因となります。
AGA治療中の方や、AGAの進行を防ぐためには薄毛になりやすい食材や食習慣を排除し、AGA予防に効果的な食材を摂るようにしていきましょう。
食生活を意識するだけでも、頭皮や毛髪以外に嬉しい効果が期待できます。中性脂肪が減って肥満を解消できたり、疲れにくくなるなどメリットは多いです。
早速いつもの食事内容を見直すことをから始めてみてください。
薄毛になりやすいNGな食材
頭皮や髪の成長に悪影響を及ぼす食材は、できれば排除するのが理想的です。
髪だけでなく健康的な体作りにも影響するので、不健康な食事は徐々に減らしていけるようにしましょう。
高脂質な食事
高脂質な食事は高カロリーでもあるので、皮脂分泌を過剰にして毛穴を詰まらせる原因になります。
また、高脂質な食べ物は血中に中性脂肪が増えてしまうため、血流の流れを悪くしてしまうのです。
皮脂が詰まると毛が抜けやすくなり、必要な栄養素が行き渡らなくなるため、頭皮環境も悪くなってしまいます。
アルコール
アルコールは適度な量なら問題ありませんが、過剰に摂取するとアセトアルデヒドを増加させてしまいます。
高濃度のアセトアルデヒドが蓄積されると分解されにくくなってしまいます。
分解しきれないアセトアルデヒドは、AGA発症の原因となる「ジヒドロテストステロン」という男性ホルモンを生成してしまうため、過度な飲酒は控えた方がいでしょう。
AGAを進行させるNGな食事方法
AGAを予防する、進行させないためには食事内容だけでなく食事の摂り方も大切です。
NGな食事方法をご紹介します。
寝る前の食事
寝る前は2~3時間前までに食事を済ますのが理想的です。
食べ物の消化には2~3時間かかるので、寝る前までには胃をスッキリさせてしっかり眠れるようにしましょう。
入眠から3時間の深い眠りの間に成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは日中に傷ついた細胞を修復する働きがあり、髪の成長にも必要な成分です。
そのため、寝る前まで食事をしていると血液が胃や腸などの消化器官に集中してしまうので、深い眠りにつけません。
質のよい睡眠は健康的な頭皮、髪を育てるための大切な時間です。
夕食の時間が遅くなる場合は消化のよい食べ物を少量だけにし、満腹な状態で入眠しないようにしましょう。
食事制限をするダイエット
食事内容を改善するついでにダイエットも同時に始めようと思う方もいますが、過度な食事制限をするダイエット方法はおすすめできません。
糖質や脂質を急に制限してしまうと、体は飢餓状態になったと勘違いして食欲が増してしまうからです。
さらに必要な栄養素が不足しやすくなるため、毛根に栄養が行き届かなくなり、毛が細くなる、抜けやすくなるといったAGAを進行させる症状が出てしまいます。
また、ダイエットはストレスを溜めやすくするため、ストレスによる自律神経の乱れが起こる恐れがあります。
自律神経が乱れて交感神経が優位になると、体や脳が緊張している状態になるため、寝不足や血流が悪くなるといった悪影響が懸念されます。
そのため、AGA改善と同時にダイエットも始めるようでしたら、長期的に考えて健康的に減量していきましょう。
サプリメントに頼る
頭皮や髪に必要な栄養素を補うため、サプリメントを活用するのも一つの方法です。
毎日の食事から摂取するのは難しいため、手軽に栄養素が補えるサプリメントは便利です。
しかし、栄養素の補給をサプリメントだけに頼ってしまうのはよくありません。
食事を摂る回数が減ると咀嚼する回数が減るため、唾液分泌の低下、口周りの筋力の低下、脳への刺激の低下などが起こってしまいます。
しっかり咀嚼することは顔全体の筋肉も使うので、血流もよくします。
味覚も鈍くなってしまうため、サプリメントはあくまでも補助的な要素で利用し、栄養素は食事から摂取するようにしましょう。
AGA予防に効果的な栄養素
AGA予防、進行を遅らせるのに効果的な栄養素をご紹介します。
毎日の食事から摂るのが理想的ですが、難しいようでしたらサプリメントも上手に活用して、継続的に摂取できるようにしましょう。
たんぱく質
毛髪の主成分の90%以上は「硬質ケラチン」という成分と、18種類のアミノ酸によって構成されています。
硬質ケラチンは体内で合成され、たんぱく質・亜鉛・ビタミンの3つからできています。
そのため、まずは髪の土台を作るたんぱく質はしっかり摂取しましょう。
たんぱく質は肉類・魚介類・卵・大豆製品に多く含まれています。毛髪だけでなく筋肉や血液、ホルモンなど体を構成する上で欠かせないので、毎日の食事から摂るように心がけてください。
シスチン
シスチンは髪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸の一種で、最も割合が高いです。
動物性たんぱく質に多く含まれているので、肉類・魚介類・卵から摂取できる成分です。
シスチンはお酒やタバコによって分解されやすいので、飲酒や喫煙の習慣がある方は積極的に摂取できるといいでしょう。
ミネラル
わかめなどの海藻類が髪にいいという話はよく聞きますが、海藻類にはミネラルが多く含まれています。
かといって海藻を食べると髪が生えてくるというわけではありませんが、ミネラルは髪の成長のために欠かせないため、積極的に摂取したい成分です。
特にミネラルの一種である「亜鉛」は、ケラチン合成のために必要な栄養素です。たんぱく質と一緒に摂るようにしましょう。
コラーゲン
コラーゲンは肌の弾力をアップさせる美肌の成分というイメージですが、髪にもいい成分です。
コラーゲンには、毛を成長させる毛包幹細胞を保護する働きがあります。
コラーゲンが不足すると肌の弾力を失うだけでなく、毛包幹細胞が正常に機能せず、髪が細く痩せていったり、抜け毛が増えてしまうのです。
薄毛の人の頭皮は固くなりやすいので、コラーゲンを摂取して弾力のある肌にし、髪を育てやすい土台作りをしていきましょう。
コラーゲンはサプリメントもありますが、たんぱく質+ビタミンC+鉄分で体内で合成することができます。
ビタミンCは野菜や柑橘系の果物、鉄分はレバーやまぐろ、かつおなどの多く含まれています。
イソフラボン
イソフラボンと聞くと大豆をイメージされる方が多いですが、豆乳や納豆に多く含まれています。
イソフラボンは血液をサラサラにして頭皮の血流をよくする働きがある他、AGA発症の原因となる5αリダクターゼを抑制する働きがあります。
まとめ
薄毛、AGA対策に効果的な食材、NGな食材をご紹介しました。
食事は毎日のことなので、心がけ次第で必要な栄養素を摂取できるでしょう。
頭皮も髪も食事からできているので、今一度今までの食事内容や食習慣を見直して改善できるようにしてみてください。