顔にできやすいいぼ

顔にできやすいいぼ

顔はその人の印象にも大きな影響を与える場所。そんな部分にいぼができて、どうしたらよいか?と深刻に悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。顔にできやすいいぼについて解説します。

容姿に強く影響する顔のいぼ

日頃、仕事やプライベートを過ごしていて、「顔」というのはもっとも目がいく場所…といっても過言ではありません。美容に関心のある方であれば、顔の美しさに関わる、できものやシワはなるべくできないように避けたいもの。

顔の美しさに関わるできもののひとつが「いぼ」です。一言にいぼといっても、その種類は多様。わかりにくくなってしまわないように、まずはじめにいぼを分類しておきたいと思います。

いぼは大きくウイルス性とそれ以外に分けられる

見出しの通り、いぼは大きくウイルス性とその他に分類されます。ウイルス性というのは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に皮膚が感染することによって発症するいぼ(尋常性疣贅)。その他とは、高齢になることで発症する老人性疣贅(脂漏性角化症)、首にできやすい軟性線維腫(スキンタッグ)です。

「顔にできるいぼ」という切り口であげるのであれば、ウイルス性の尋常性疣贅と老人性疣贅(脂漏性角化症)が発症する可能性があります。そして、後者の老人性疣贅(脂漏性角化症)は「紫外線」「加齢」「遺伝」などが原因と言われており、個人差はありますが年齢を重ねると、一定できてしまうでしょう。

前者のウイルス性のいぼ(尋常性疣贅)は、「顔にできるいぼ」という点でもう少し細かく分類することができます。1つ目は一般的な円形をした「尋常性疣贅(狭義)」、2つ目は糸状に生えるようにいぼができる「指/糸状疣贅」、3つ目は思春期の頃の特に女の子にできやすい「扁平疣贅」です。

このうち、最後にあげた「扁平疣贅」は思春期のころという年齢の区切りはありますが、それ以外の「尋常性疣贅(狭義)」「指/糸状疣贅」は年齢を問わず発症しやすいいぼです。

顔にできるいぼの予防法

老人性疣贅(脂漏性角化症)は加齢によってできるので、ここではウイルス性のいぼについて説明します。本来、HPVに感染しても、肌の免疫力が通常である時はいぼは発症しにくいと言われています。しかし、不摂生や体調不良で肌の免疫力が低下しているときや、肌が乾燥している場合、爪で掻きむしったことで小さな傷ができウイルスが侵入しやすい場合などに発症しやすくなります。

ですので、顔にできるいぼを防ぐには、顔だけに言えた話ではありませんが、健康的な生活を送る。そして、洗顔後の保湿ケアなど肌のお手入れをする、むやみに肌をかきむしらないという点に注意しましょう。

そして、もしいぼを発症したのであれば、他の部位に感染が広がるリスクもあります。放っておいても自然治癒することが多いですが、速やかな除去を求めるのであれば、皮膚科や美容皮膚科への受診をおすすめします。ほとんどのいぼが炭酸ガス(CO2)レーザーで治療をすることが可能です。

炭酸ガス(CO2)レーザー(施術前)

首ほくろ除去

炭酸ガス(CO2)レーザー(施術1か月後)

首ほくろ除去

施術詳細 膨らんでいるいぼをCO2レーザーで削り除去
施術の価格 19,800円(いぼ4mm+ふくらみ)
施術の副作用 患部の赤み、色素沈着(日焼け止め使用して下さい)

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当院の「いぼ・ホクロ症例写真」をご紹介します。

まとめ

・顔にできるいぼは、ウイルス性の「尋常性疣贅」と加齢による「老人性疣贅(脂漏性角化症)」
・顔にできるウイルス性のいぼは細かく分けると「尋常性疣贅(狭義)」「指/糸状疣贅」「扁平疣贅」
・顔にできるいぼの対策は、健康的な生活を送り肌の免疫を下げないこと、保湿などケアを行うこと、むやみに顔を掻いたりしないこと