ほくろ除去後の経過について

ほくろ除去後の経過について

ほくろ除去を検討されている女性の多くは、普段の生活で学校や職場に出向く機会が多いことと思います。その時、気になるのがほくろ除去後の傷跡の経過。「ほくろより大きな傷跡ができて、より目立ちそうで心配」という声をよく耳にします。

記事では、そんなほくろ除去後の患部の経過について、施術直後から1週間・1ヶ月後・半年後までの経過を「炭酸ガスレーザー法」「切除法」の2つに分けて解説したいと思います。

炭酸ガスレーザーの施術後の経過

炭酸ガスレーザーの場合、メスを使わずに、肌表面のほくろ部分を削り取るような施術法です。縫合しないので、切除法に比べれば術後の肌が再生するのは早くなるので、傷跡が残る心配はほとんどありません。

施術直後

レーザーを照射してほくろを削り取るので、術後は肌表面が少し陥没したようになります。術後はクリニックで処方される保護テープで患部を守りましょう。

施術1週間後

レーザー治療は、1週間から10日ほど保護テープを貼って頂き、傷跡が塞がっていたらメイク可能です。赤みが消失するまで日焼け止め使用となります。日数とともに肌表面に新しい表皮が生成されます。患部への刺激はできる限りないよう生活することを心がけましょう。

施術1ヶ月後

施術後、1ヶ月を経過するとレーザーによる施術跡はちょうどニキビ痕のような感じまで目立たなくなっていると思います。赤みが取れるのは個人差がありますが、1~3ヶ月ほどかかります。

施術6ヶ月後

ほぼ傷跡は目立たなくなります。対面で距離をとって会話するシーンでは、特に傷跡に気づかれるようなことはないでしょう。ほくろ除去および肌の回復がなされたといえる時期です。

当院で施術をお考えの方はご参考にしてください。
「ほくろ除去の症例写真」をご紹介します。

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切除法の施術後の経過

切除法は肌の深部までほくろが到達している、または面積の大きいほくろの除去に効果的な施術法です。メスで患部を切り取り縫合するため、術後は抜糸が必要となります。では、どのような経過を辿るのでしょうか。

施術直後

切除法は、ほくろの周りを細長く楕円に切り込み、その傷跡を直線に縫合するかたちが一般的です。患部は糸でしっかりと縫合し傷口は固定されます。

施術1週間後

切除法では、だいたい1週間後くらいに抜糸を行います。入院の必要はないため、施術当日にご帰宅いただけますが、洗顔・メイク・洗髪・シャワー・入浴では、この抜糸の時までは濡らしたり触れたりしないよう意識する必要があります。

施術1ヶ月後

施術から1ヶ月が過ぎると抜糸からも日数が経過しているので、傷口はふさがり、肌の回復が進んでいます。ただ、まだ切開部分に赤みがあり、敏感でもありますので、過度な刺激には注意が必要です。
なお、この1ヶ月が過ぎた段階になると、洗顔・メイク・洗髪・シャワー・入浴のいずれも通常通り可能となります。

施術6ヶ月後

切除法から6ヶ月が過ぎると、ほぼ赤みはなくなります。傷の治り具合は切開の大きさや深さなど個人差があるので一概には言えませんが、おおよそ3〜6ヶ月で赤みはひくと考えてよいでしょう。

6ヶ月が過ぎた時点で若干の赤みが見える場合でも、施術箇所にメイクを施せば、ほくろ除去をしたことを知らない人であればほとんど傷に気づかないほどに隠せると思います。

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まとめ

炭酸ガスレーザー法の場合は、レーザーを照射した当日・翌日までは日焼け後のようなひりひりとした痛みがあります。治癒し始めるのも、切除法よりは早いので、ごく浅いほくろの施術には向いています。

切除法は、ほくろの深部まで取り去る方法なので傷口が深く、縫合しなくてはいけないので、抜糸まで傷口を水に濡らさないようにするなど術後に注意が必要です。ほくろが再発する心配は殆どありません。

術後のことを考慮して、ほくろの場所・大きさなどによって医師のアドバイスを受けながら、どちらの施術にするかを検討してください。

・炭酸ガスレーザー法は術後10日ほど保護テープが必要
・炭酸ガスレーザー法は術後1ヶ月ほどで、傷跡はニキビ痕くらいに薄くなる
・切除法は術後7日ほどで抜糸し、6ヶ月ほどたつと赤みはほぼ目立たなくなる
・切除法では抜糸をするまで、施術箇所を濡らしたり触れたりしないようにする

ほくろ・いぼでお悩みなら美容皮膚科のKM新宿クリニックにお気軽にご相談ください。