トッテモーレ【ほくろ・いぼ除去】| ほくろ除去は美容皮膚科のKM新宿クリニックへ
KMクリニック公式サイトほくろを除去したいと思ったときに気になるのが料金。あまりに高額だとためらってしまいます。ほくろ除去は術式によって保険診療と自由(自費)診療が分かれます。ここではそんなほくろ除去の保険診療について詳しくご説明していきます。(当院の治療はすべて自由診療です)
ほくろの除去には保険診療と自費診療の2種類があります。保険診療は、健康保険証を利用することで加入している健康保険組合が診療費の一部を負担してくれるため、窓口ではあらかじめ決められた割合の金額を支払うだけで済みます。一方、自費診療は保険組合の補助がなく、診療代の窓口負担が10割(全額自己負担)となります。
では、どのような場合に保険診療を受けることが可能なのかというと、「ほくろがあることによって生活に支障がある場合」に保険が適用されます。
たとえば「ほくろがあることによって眼鏡がかけられない」「洗顔時に指がほくろに引っかかる」「ほくろが悪性腫瘍の疑いがある」など、何らかの機能的問題があり、医療的施術を必要とする場合は保険診療となります。
反対に「ほくろを除去して見た目をよくしたい」といった完全な美容目的の場合は保険が適用されず、自費診療となるので注意が必要です。
保険診療のメリットは、何といっても費用面での負担が小さくなる点があげられます。健康保険が一切使えず治療費が高額になる可能性のある自費診療とは違い、保険診療は治療費や検査費が最高でも3割負担なので経済的な心配がありません。
さらに、自費診療の場合は病院側が自由に金額を設定することができるため病院によって設定金額がまちまちですが、保険診療ではどの保険医療機関でも一定の金額で治療が受けられるので、保険証1枚あれば全国どの医療機関でも公平に医療が受けられるという利点もあります。
ほくろ除去以外にも歯科や形成外科、外科などでも場合によっては保険診療を利用できます。歯科の場合、たとえば銀歯の被せものなどは保険適用です。保険適用外のセラミックやジルコニアを使わずに見た目のよくない銀歯でも構わないという方であれば、保険診療で安く歯の治療をおこなうことが可能です。
ほくろ除去には切除法やレーザー治療などの治療が用いられますが、これらすべての治療に保険が適用できるわけではありません。
ほくろ除去の目的が美容目的ではなかったとしても、治療法によっては自費診療になってしまう可能性があります。ここからは代表的な3つのほくろ除去方法の説明とともに、保険診療ができるのかできないのかをご紹介していきます。
手術にておこなう切除法は保険診療が可能です。まず局所麻酔をしてからメスでほくろとほくろの周りを切除し、細い糸で縫合して欠損部を完全に閉じる方法です。皮膚の奥深い部分の細胞まで残さず取り除くことができるため、再発のリスクをおさえることができます。
切除法の場合、直線状の傷が残るため、部位によっては近くの皮膚をずらして傷を覆うようにする皮弁形成術などを併用したほうが、傷あとがきれいになる場合があります。また、切除した検体は病理組織検査を実施し、良性か悪性かの判断を含め診断をおこないます。
保険診療(自己負担3割の場合)の価格の相場は、2cm未満のほくろであれば約5,000円前後、4cm以上の場合でも13,000円程度です。別途、病理検査代として3,000円程度かかるのが一般的です。
電気焼灼は、電気メスでほくろを削り取るように除去する方法です。電気メスの熱を利用してほくろの原因となる細胞を破壊し、ほくろを焼却切除します。処置は医師が手作業でおこない、ほくろの細胞が存在する皮膚の層に合わせて目で確認しながら除去します。
そのため、微妙な深さでも医師の手でコントロールして削ることが可能です。擦り傷のような跡が残る場合がありますが、切除法と違ってそこまで目立たず出血もほとんどありません。
電気焼灼でほくろを除去する場合は保険診療とはならず自費診療となります。そのため価格はクリニックによってさまざまですが、切除するほくろ1mmあたり5,000円~程度はみておいたほうがよいでしょう。
赤外線のレーザーを照射することでほくろを除去する炭酸ガスレーザー治療は、メスを使わずにレーザーで蒸散させてほくろを除去するため傷跡が目立ちにくいのが特徴です。皮膚の奥深くの組織や周りの正常な皮膚にはダメージを与えないので、出血も少なく比較的治りが早いというメリットもあります。
基本的に炭酸ガスレーザーを用いた治療は(自費診療)保険適応されません。一部の皮膚科などでは美容目的でない治療については、保険適応しているところもあるようです。その場合の価格(自己負担3割の場合)は、ほくろ1mm未満のもの1個あたり約5,000円前後です。
ほくろ除去は、ケースによっては保険診療で治療が可能な場合があります。ほくろがあることによって普段の生活に支障が出ているという方は保険適用が可能です。ぜひお気軽にクリニックまでご相談ください!親身になって対応いたします。
・生活に支障があるほくろ除去の場合に保険診療が可能
・美容目的のほくろ除去は自費診療となる
・保険診療は「診療費一部のみ負担」、自費診療は「診療費全額負担」