トッテモーレ【ほくろ・いぼ除去】| ほくろ除去は美容皮膚科のKM新宿クリニックへ
KMクリニック公式サイトほくろは「隠す」のではなく「取る」ことが一般的になりましたが、ほくろを取りたい場合まずはどうするべきなのでしょうか。病院に相談しようと思っても何科に行けばいいのか分からないという方も多いはず。ここではほくろを取る流れについて詳しくご説明します。
ほくろを取りたい方は皮膚科または形成外科(美容皮膚科)を受診しましょう。ほくろの除去は、皮膚科でも美容皮膚科でも受けることが可能です。
今までほくろだと思っていたものが、ほくろに似た見た目である皮膚がんのメラノーマだったということもまれにあり、そういった皮膚病理を専門的にみるためには皮膚科の受診が適しています。皮膚科が重点を置くのは「再発しない徹底的な切除」であるため、まず再発させないことを優先します。
一方、美容皮膚科はケガや手術など体の表面における異常を機能的・審美的に正常な状態にする治療を行います。そのため、美容皮膚科での治療は傷跡を目立たなくすることはもちろん、いかにきれいに仕上げるかということまで含まれています。
まずはほくろを医師に診察を受けて、施術法について相談のうえで決定していきます。
各施術法によってメリットやデメリット、施術後のケアなどが異なります。また、ほくろの部位・大きさ・形状によっても最適とされる施術法が変わってきます。これらを理解したうえでご自身のほくろの状態に合った施術法について自分で納得するまでしっかりと相談しましょう。
ほくろの施術は一般的に「切除法」「炭酸(CO2)ガスレーザー法」「くり抜き法」があります。「切除法」はメスで切除したあと縫合します。皮膚の奥深くまで残さず取り除けるため再発しにくい方法です。
「炭酸(CO2)ガスレーザー法」はレーザーでほくろを除去します。切除法と違って切らないため傷跡が目立ちにくく、ターゲットのほくろ以外にはダメージを与えないので出血が少なく比較的治りも早いのが特徴です。
「くり抜き法」は円形のメスでほくろを円形にくり抜く方法です。施術後に皮膚に開いた穴は基本的に縫合せず、薬を塗り自然に穴がふさがるのを待ちます。そのため傷が治るのに数週間かかりますが、傷跡はにきびの痕程度まで小さくなります。
ほくろを取ることを決めてからクリニックを受診するまでの間に、ご自身でできるセルフチェック法をご紹介します。ほくろは良性であれば身体に害はないためそのままにしていても問題ありません。しかし、メラノーマなどの悪性のほくろの場合は身体にとって害となるため診察のうえ切除が必要となります。
悪性黒色腫(メラノーマ)とは皮膚がんの1つです。悪性黒色腫は、皮膚の内側の層にあるメラノサイト(紫外線から体を守る色素であり皮膚の色と関係するメラニンを合成する色素細胞)、またはほくろの細胞である母斑細胞が悪性化した腫瘍だと考えられています。
悪性黒色腫の早期症状としては以下の5つがあげられます。
・ほくろの形状が左右非対称
・皮膚とほくろの輪郭がギザギザしている
・ほくろの色にむらがある
・長径が6mm以上と大きい
・大きさ・色・形・症状に変化を感じる
ご自身のほくろがこの5つのポイントにあてはまる場合、悪性黒色腫の可能性が高くなります。早急に皮膚科を受診しましょう。
さらに、約1~2年以内に次のような変化があればとくに注意が必要です。
・ほくろの色が一部抜けてまだらになる、色調に濃淡が混ざるなどほくろの色が一定ではない
(薄い色だったほくろが濃い黒色に変化するケースが多い)
・直径2~3mmだったほくろが5~6mm以上と大きくなる
(短期間に目立って大きくなったと感じるものはとくに要注意)
・ほくろの輪郭がギザギザして不整になったり、にじみ出てきたようないびつな形になる
・通常ほくろは全体が均一なかたさだが、ほくろの一部だけがかたくなってきている
・爪にできる場合はほかの皮膚と異なり、爪に黒色の直線が出現する。それが約半年から1年の短期間で色が濃くなっている
もしかしたら今までほくろだと思っていたものが悪性黒色腫(メラノーマ)だったということがあるかもしれません。
ほくろを取りたいとお考えになったいま、この機会に皮膚科医や形成外科医のいる医院または美容皮膚科でご自身のほくろが良性か悪性かどうか診断してもらいましょう。その際には必ず専門家にみてもらうことが大切です。ぜひお気軽に当院までご相談ください。
・皮膚科は「徹底的な再発防止」、美容皮膚科は「機能や見た目の向上」に重点を置く
・各施術法によってメリットやデメリットがあるため、医師と相談して適切な施術法を決定する
・ほくろに似た見た目の悪性黒色腫(メラノーマ)という皮膚がんが存在する
・約1~2年以内の短期間でほくろに変化を感じる場合は要注意、早急に皮膚科を受診