トッテモーレ【ほくろ・いぼ除去】| ほくろ除去は美容皮膚科のKM新宿クリニックへ
KMクリニック公式サイトほくろは、医学的には「単純黒子(たんじゅんこくし)」または「色素性母斑(しきそせいぼはん)」という名称で呼ばれます。
肌の表面から深さ平均0.2ミリまでの表皮。この表皮のもっとも深くにある「基底層(きていそう)」という部分に、色素細胞(メラノサイト)と呼ばれる細胞が、皮膚の一部に集中してできる黒色や褐色のアザのことをいいます。
ほくろの大きさやかたちは人それぞれ。平らなほくろから盛り上がったほくろまで様々です。ほくろができる年齢も、生まれつきの方もいれば子ども時代や成人または高齢になってからできる方までいらっしゃいます。
ほくろの原因となるのが、色素細胞(メラノサイト)の存在。この色素細胞(メラノサイト)がほくろのもととなるメラニンを生み出し、メラニンが一箇所に集中してしまうことでほくろができます。
それでは、ほくろの原因についてより細かく5つに分けてご説明します。
紫外線を浴びることによって、肌の色素細胞(メラノサイト)が生成されます。色素細胞(メラノサイト)が多くつくられることでメラニンが増え、ほくろができやすくなってしまうのです。
紫外線の量は夏場が一年でもっとも多いですが、曇り空でも冬場でも紫外線は降り注いでいます。ほくろを防ぐには、年間を通じた紫外線対策が重要です。
ターンオーバーとは、肌の代謝サイクルのことです。約6週間のサイクルで表皮の最下層である基底層から上へ上へと皮膚細胞が押し上げられ、やがて古い角質や垢となって剥がれ落ちます。
このターンオーバーは、個人差はありますが、加齢とともに周期は遅くなってしまいます。肌の代謝サイクルが遅くなることで、メラニンが排出されにくくなり、ほくろが増えてしまうのです。
体質は、ほくろのできやすさに大きく影響しています。高齢になってできる「老人性色素斑(ろうじんせい しきそはん)」のようなほくろもありますが、体質によって、生まれつきほくろが多い方や幼少期・思春期にほくろが増える方もいます。
なお、ほくろの遺伝性については現時点では認められていません(2020年4月9日 時点)。
物理的な肌への刺激もほくろを作ってしまう原因となります。例えば、衣服や下着・靴による擦れや圧迫。女性の場合は特にメイクやスキンケアによる肌への刺激など。
このような原因から肌へ過剰な刺激が加わると、肌からメラニン色素が多く分泌されてしまいます。ほくろが気になる方は、衣服からの刺激やスキンケアの刺激が強く肌に加えられないよう意識してください。
睡眠不足や夜更かし、食生活の偏りや妊娠出産に際してのホルモンバランスの乱れなどもほくろを作る原因となります。健康的な生活習慣が乱れてしまうと、身体の新陳代謝やホルモンバランスが崩れやすくなります。
肌の代謝であるターンオーバーも同様です。ターンオーバーがスムーズに行われないことにより、メラニン色素が正常に肌から排出されなくなり、ほくろができやすくなるのです。
ほくろができやすい人は、先ほどご説明した「ほくろの原因」に多く当てはまっている方です。以下に「●●な人」というかたちで整理してみました。ご自身にどれくらい当てはまっているか、チェックしてみてください。
・紫外線を浴びる機会が多い人、紫外線のケアを怠っている人
・年齢を重ね、肌のターンオーバーが遅くなったと感じる人
・小さい頃からほくろができやすい体質の人
・衣服の締め付けが強く、肌への刺激が強いと感じる人
・メイクやスキンケア時に肌へ強い刺激を感じる人
・睡眠不足、睡眠周期の乱れ、食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れを感じる人
単純黒子や色素性母斑と呼ばれる、いわゆる「ほくろ」は身体にとって良性のできものにあたります(良性腫瘍)。ですから、放っておいたとしても特に健康への悪影響はありません。
とはいえ、ほくろの数が多くなったり、お顔周りに目立つようになると女性にとってはひとつのコンプレックスに感じられるかもしれません。「ほくろを除去して見た目の印象を変えたい」という方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください!
・ほくろは医学的には「単純黒子」「色素性母斑」と呼ぶ
・肌のメラニン色素が一箇所に集中することで生まれる
・ほくろの原因は「紫外線」「ターンオーバーの遅れ」「体質」「外的な刺激」「生活習慣の乱れ」による
・ほくろは身体にとって良性のできもの(良性腫瘍)である