ほくろ除去は自分で行なってよいのか?

ほくろ除去は自分で行なってよいのか?

ほくろを除去したいけれど病院に行くのは面倒という方も多いでしょう。ほくろを除去するため病院まで行く時間と手間がなくなればそれに越したことはありませんが、実際にほくろの除去は自分で行なってもよいのでしょうか。自分で行うほくろ除去の可否を解説します。

ほくろ除去を自分で行うのは安全か?

自分でほくろ除去を行うのは安全なのでしょうか。病院でほくろ除去を行う場合、施術方法によってレーザーやメスなど専門機器を使用しますが、自分で行う場合そういった機器もありません。危なくないのでしょうか。

巷で言われるセルフほくろ除去法

ほくろを取りたいと思ったときにまず思い浮かぶのは「病院に行くこと」ですが、自宅でみずからほくろを除去する方法についても巷では耳にします。

自分でほくろを除去できるとされている「セルフほくろ除去法」3種類の手順と、それらのほくろ除去を自分で行ったことによって考えられるリスクなどを順にご説明します。

もぐさを使用する

もぐさの熱を利用し、皮膚を「やけど」した状態にしてほくろを除去する方法です。もぐさとは植物のよもぎを精製して作られたもので、主にお灸に使われます。

本来皮膚のツボの上に置くことで温熱刺激によって体調を整えるお灸として使われているもぐさですが、このもぐさを使ってほくろ除去ができると巷では言われています。しかし、皮膚の表面がやけどしたところで全てのほくろは取りきれませんし、やけど跡が残ってしまうリスクもあります。

除去クリーム

ほくろ除去効果のあるクリームを使用するというのもよく言われる方法です。アルカリ性のクリームによる化学反応作用で皮膚に「やけど」と同じ状態を作り、ほくろを除去するというものです。

もぐさ同様、肌を「やけど」した状態にするためやけど跡が残るリスクがあります。そのうえ全てきれいにほくろが取れるかといえばそうではありません。厚生労働省からも、もぐさや除去クリームを使った自身でのほくろ除去は避けるよう注意喚起が出ています。

自ら切る

最も危険性が高いのは「ほくろを自ら切ること」です。病院で受けるほくろ除去方法として医師にほくろを切除してもらう切除法がありますが、それを自分で行うことは大変な危険な行為です。

最悪な場合、自宅にある不衛生なハサミやカッター等の刃物を試用することで感染を起こし皮膚が壊死する恐れがあります。ほくろを自ら切ることは絶対に避けるようにしましょう。

当院の「ほくろ除去の症例写真」をご紹介します。

カウンセリング予約

ほくろ除去は必ず専門家に施術してもらうこと

ほくろ除去は信頼できる医療機関で施術してもらうようにしましょう。治療法としては、CO2レーザー治療(炭酸ガスレーザー)か大きなほくろに対してはメスで切除する場合があります。

レーザー治療について詳しく見る

美容クリニックの場合は保険適用外となり保険はききません。自由診療の場合の金額目安としては1mm~2mmくらいの小さなほくろで5,000円~8,000円前後、3mm~4mmで1万円前後といったところです。

しかし、自由診療の場合は病院側が自由に金額を設定することができるため、病院によって設定金額に幅があるということを頭に入れておきましょう。

当院のほくろ除去の料金表

まとめ

自分でほくろを除去する場合、傷跡ややけど跡が残ったり感染症などの危険があるので、必ず医師に除去してもらいましょう。もしほくろを取ろうと考えている方がいらしたら当院までご相談頂くと良いでしょう。

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