トッテモーレ【ほくろ・いぼ除去】| ほくろ除去は美容皮膚科のKM新宿クリニックへ
KMクリニック公式サイトある日、鏡を見ると「ほくろが増えているっ!」と驚いた経験はありませんか? ほくろは増えることがあります。ですが、日頃の習慣で過度に増えるのを防ぐことはできます。
また、ほくろといえば、悪性のメラノーマ(悪性黒色腫)の存在にも注意が必要です。ほくろを増やさないためにできることや、メラノーマの早期発見方法についてお伝えします!
ほくろとは、皮膚に色素細胞が密集することでつくられる良性のできものです。医学的には、「色素細胞母斑」または「母斑細胞母斑」といわれています。一般的には、幼児期から思春期にかけてできることが多いですが、なかには成人してからもできる場合があります。
その症状としては、顔や身体のあちこちに茶色や黒いシミのようなもの、膨らみがあるできものができます。ほくろのできはじめは平らですが、徐々に膨らんでくることもあります。身体にできるほくろは、イボのように膨らむこともありますが、顔のほくろは丸く膨らむものが多いです。
ほくろが増える理由には、何らかの影響で皮膚のメラニンが増えすぎてしまうことがあげられます。黒い色素のメラニンは、肌の基底層にあるメラノサイトで生成されます。皮膚が紫外線を浴びるとメラノサイトがメラニンを生成し、皮膚の一部に集まることでほくろとなるのです。
それではさらに詳しく、ほくろが増える理由を4つに分けてご説明したいと思います。
先ほども触れましたが、紫外線を浴びることでメラノサイトが生成されるため、紫外線を多く浴びれば浴びるほど、ほくろの生成率を高めてしまいます。
仕事の関係上、日中に屋外で活動することの多い人や、顔や首・腕や手の甲など肌の露出が多い服を着ることの多い人は、浴びている紫外線量が多いと思われるため、ほくろが増えやすいといえるでしょう。
紫外線量は5月から8月が1年でもっとも多い時期ですが、曇りの日や家の中でも窓ガラスを通して降り注いできます。ほくろを増やさないためには1年を通しての紫外線対策が必要です。
生活習慣の乱れも、ほくろを作る原因としてあげられます。栄養バランスの偏った食生活や夜更かしなどの睡眠不足、仕事やプライベートで感じる過度なストレスにさらされると、身体の新陳代謝やホルモンバランスの乱れを引き起こしやすくなります。
このような流れでホルモンバランスが崩れると、肌のメラニンの生成も不安定になりやすくなり、ほくろの生成を招くのです。特に女性の場合は、生理前になると「プロゲステロン」というホルモンの分泌量が多くなるので、ほくろをはじめ肌の変化が顕著でしょう。
老化による肌のターンオーバーの遅れもほくろが増える要因です。ターンオーバーとは肌の新陳代謝で通常、約6週間サイクルでおこなわれます。皮膚の表面にある表皮の深い位置で皮膚の細胞が分裂して生まれ変わります。
新しく生まれた皮膚の細胞が積み重なり、生まれてから約1ヶ月後には皮膚の表面で垢となり剥がれ落ちていくことを繰り返します。ところが、加齢により、このターンオーバーが遅くなり細胞が生まれ変わるサイクルが長くなってしまうのです。
すると、角質も剥がれ落ちにくく肌の表面は固く厚くなってしまいメラニン色素も排出が遅くなるため、ほくろを増えやすくなるのです。
日本人は体質的にほくろができやすい人が多いといわれています。生まれた時からほくろが多い人もいらっしゃいますが、幼少期・思春期の頃から徐々に増えていく体質の人もいます。
また、長年の紫外線による肌へのダメージが少しずつ肌に蓄積されてシミやほくろとなる「老人性色素斑」というほくろもあります。
ほくろが年齢とともに増えるのは気になる方もいらっしゃるとは思いますが、大きさや輪郭に変化がなく色むらもないのであれば、良性のほくろであることが多く、ほとんど心配はありません。なお、現時点ではほくろと遺伝の関係性は明らかになっていません。
メラノーマとは「悪性黒色腫」ともいわれ、悪性の皮膚ガンの一種です。肌の中のメラノサイトがガン化して腫瘍になったもので、放っておいても問題のない良性のほくろとは違い、早期発見と早期治療が必要な腫瘍です。
メラノーマ(悪性黒色腫)は、足の裏や手のひら、指や爪など手足の付け根付近にできることが多いのが特徴です(顔・胸・お腹・背中などにもできることはあります)。
・非対称性:形が左右非対称
・輪郭がギザギザしている:腫瘍のまわりがギザギザしている、色ににじみがある
・色むら:色が均一でない
・大きさ:直径が6mm以上
・変化がある:形が大きさが変化している
などが、メラノーマ(悪性黒色腫)の初期症状です。「これまでほくろと思っていたけど、少し様子がおかしい」と感じる場合は、上の特徴と照らし合わせ、早期の治療を心がけるようにしてください。
メラノーマ(悪性黒色腫)に関する詳しい情報は、『国立がん研究センター がん情報サービス』が掲載している以下ページをチェックしてください。
参考:『国立がん研究センター がん情報サービス』悪性黒色腫(皮膚)
膨らんでいるほくろをCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で削り、ほくろを取り除く。
施術後、治療した部位はしばらく赤くなりますので、その間は色素沈着を防ぐために日焼け止めを使用してください。
【ほくろ除去 4mm+膨らみ】CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)19,800円(税込)
膨らんでいる顎のほくろをCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)で削り、ほくろを取り除く。
施術後、治療した部位はしばらく赤くなりますので、その間は色素沈着を防ぐために日焼け止めを使用してください。
【ほくろ除去 3mm+膨らみ】CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)19,800円(税込)
膨らんでいる頬のほくろを切開で取り除く。
施術後、治療した部位はしばらく赤くなりますので、その間は色素沈着を防ぐために日焼け止めを使用してください。
【ほくろ除去 4mm+膨らみ】切開 28,600円(税込)
ほくろの増加は、肌の中のメラノサイト(色素細胞)の働きによります。そして、そのほくろは「紫外線を多く浴びた」「生活習慣が乱れホルモンバランスが崩れた」「加齢によって肌のターンオーバーが遅くなった」「体質が変化した」などの理由よって、増えやすくなることがわかっています。
良性のほくろは、それ自体に健康への悪影響はありません。しかし、美容の観点から「昔から気になっている」「無くしてもっと美しくなりたい」とお悩みの方は一度、美容の専門家にご相談されてみてはいかがでしょうか。
当院は、ほくろでお悩みの皆さまのご相談をお待ちしております!
・ほくろが増えるメカニズムは、肌の中のメラノサイト(色素細胞)が増えるため
・ほくろが増える理由は、紫外線・生活習慣の乱れ・加齢によるターンオーバーの遅れ・体質の変化・などがあげられる
・ほくろに似ているメラノーマ(悪性黒色腫)は注意が必要。早期発見・早期治療を心がけること