ケミカルピーリングの注意事項
ケミカルピーリングは、薬剤を皮膚に塗っていき、肌の再生を測っていきますので、万が一の肌トラブルには十分注意しなければなりません。治療してくれる医師は、肌質や肌の状態から適切な溶剤を選択してくれますが、施術を受けられない方などの知識は持っておいたほうが良いでしょう。下記の内容に当てはまる方は、必ず担当の医師にご相談ください。
ケミカルピーリング治療を受けられない方
- 日常的に紫外線を浴びるような機会が多い方(山や海などで頻繁に紫外線を浴びたり、日焼けサロンなどを利用している場合など)
- 現在治療中の疾病がある方
- ケロイドができやすい体質の方
- 免疫不全の方
- 妊婦や授乳中の方
- 治療予定の部位に傷がある方
ケミカルピーリング後の注意事項
- ケミカルピーリングは不要な角質を剥離している状態ですので、一時的に肌が乾燥してしまい、少しの刺激でも敏感に反応してしまう場合があります。
普段洗顔後に使用する化粧水などは、低刺激のものを使用し、保湿は十分に行うようにします。 - ケミカルピーリング後は、肌が再生されるまで紫外線の影響を普段よりも受けやすくなりますので、紫外線を防止するよう日焼け止め(SPF30以上推奨)を使用するようにしてください。
- ケミカルピーリング後は、角質層が柔らかくなって、皮脂が排出されやすい状態になります。化粧などは治療後でも可能ですが、効果を妨げるようなオイルクレンジングや、毛穴をふさぐようなリキッドファンデーションなどは控えるようにしましょう。