眉下切開について
眉下切開は、眉下皮膚切除術や眉下リフト、上眼瞼リフトとも呼ばれ、上まぶたのたるみを改善し、目元を若々しく見せることを目的とした手術です。眉毛のすぐ下の皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除くことで、目元の印象を大きく変えることができます。特に加齢によるたるみが気になる方にとって、効果的な対策となります。
この治療は、眉毛の位置を変えずに施術するので、二重の幅が広がり、まぶたがすっきりとした印象になり自然な仕上がりになります。切開線は眉毛の下に隠れるため、術後の傷跡が目立ちにくいのが特長です
また、眉下切開はまぶたのたるみが視界を狭めている場合、手術によって目が開きやすくなり、視野が広がることで、日常生活がより快適になります。眉下切開は見た目の若返りだけでなく、機能面の改善にも効果的な治療です。
手術の方法について
眉下切開術
眉下切開は、眉毛の下に位置する皮膚を切開し、余分な皮膚を除去します。上まぶたのたるみを改善し、視界を広げる効果が期待できます。眉下切開は、日帰り手術が可能です。施術には局所麻酔を使用し、施術時間は約30分から60分程度で終了します。
術後に抜糸が必要となり、手術からおよそ1週間後に行われます。抜糸後は、傷の部分以外は翌日からメイクが可能です。眉下切開のダウンタイムは、術後約1週間程度です。術後には、赤み、腫れ、浮腫み、痛み、内出血などの症状が現れる場合があります。また、傷跡が落ち着き目立たなくなるまでには、個人差がありますが1~3ヶ月程度かかります。術後の腫れが落ち着けば、手術を受けたことを周囲に気づかれにくく、自然な仕上がりになります。さらに、二重のラインには手を加えないため、目元の印象を大きく変えることなく、たるみを効果的に解消することができます。
手術の効果について
眉下切開は、眉毛の下の皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除くことで、上まぶたのたるみを改善します。目元が引き締まり、顔全体の印象が若返ることが期待されます。加齢によるたるみが気になる方にとって、自然な仕上がりであり、機能面の改善にも効果的な施術です。
術後、目元が引き締まることで、若々しい印象を与えることができます。眉下切開によって、まぶたのたるみが解消され、眉毛の位置が下がるため、顔全体のバランスが整います。
眉下切開は、たるみを改善することで視界を広げ、日常生活をより快適にします。目の開きが楽になることで、視野がクリアになり、物を見る際のストレスが軽減されます。くっきりと瞼が開くことにより、活力のある表情を手に入れることができるでしょう。
手術の適応について
眉下切開は、上まぶたのたるみや重たい印象を改善する効果があり、上まぶたの皮膚が余分にたるんでいる方に適しています。眉毛のすぐ下の皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除くことで、目元を引き締め、自然な仕上がりを実現します。したがって、上まぶたのたるみが気になる方にとって、効果的な選択肢となります。
特に中高年層において、加齢による目の上のたるみは大きな悩みの一つです。眉下切開は、年齢に伴う変化に対処するための施術として有効です。年齢と共に皮膚の弾力が失われ、たるみが目立つようになるため、早期に対策を講じることで、若々しい印象を保つことができます。
まぶたのたるみは、視界を狭くする要因となることがあります。特に、たるみが進行すると、目を開ける際に必要以上の力を使うことになり、肩こりなどの原因にもなることがあります。眉下切開は、こうした視界の狭さを改善するためにも適しており、視界を広げることで日常生活の質を向上させることが期待できます。
眼瞼下垂手術との違い
眉下切開と眼瞼下垂手術は、どちらもまぶたのたるみを改善するための手術ですが、目的と方法が異なります。眉下切開は、加齢による上まぶたのたるみを改善し、若々しい目元を取り戻すことを目的とした手術です。眉毛の下の皮膚を切開し、余分な皮膚を除去します。目元が引き締まり、自然な印象を保ちながらも、たるみを解消することができます。
一方、眼瞼下垂手術は、まぶたを開ける筋肉の機能を改善し、視界を広げることを目的としています。眼瞼挙筋を調整することで、目の開きを改善し、視界を確保する治療となります。
手術方法においても明確な違いがあります。眉下切開は眉毛の下を切開し、目元のたるみを改善しますが、眼瞼下垂手術はまぶたの二重ラインに沿って切開します。眼瞼下垂手術は、瞼の開きを改善し、視界を広げることを目的としています。一方、眉下切開は、眉の下の皮膚を切除することで、たるんだまぶたを引き上げる手術となります。どちらの手術の方法が適しているかは個々の症状やご希望により異なりますので、まずはカウンセリングにて医師までご相談ください。
また、眼瞼下垂症手術により目の開き具合が良くなりますが、それと同時に皮膚のたるみが気になることがあります。眼瞼下垂症手術の後に追加で眉下皮膚切除を行うことでさらにすっきりとした目元を得ることが可能です。二重のラインで皮膚を切除するより、より厚みのある眉下で皮膚切除を行う方がより整容的に良いとされています。つまり眼瞼下垂症手術の仕上げとして眉下皮膚切除を行うこともあります。
眼瞼下垂症手術が必要と判断された場合には、眉下皮膚切除術より先に眼瞼下垂症手術を受けることをお勧めします。これは眼瞼下垂症手術後により瞼のたるみが明らかになるためです。
手術のリスクについて
眉下切開手術は、眉毛の下に沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除くことで、目元の印象を改善する施術です。この手術により傷跡が残るリスクがありますが、切開線が眉毛の下に隠れるため、術後の傷跡は目立ちにくいという利点があります。特に、眉毛の形状や生え方に配慮したデザインを行うことで、傷跡を最小限に抑えることが可能です。
術後、腫れや内出血が見られることがございますが、これらの症状は通常、1~2週間で治まります。術後、最初の数日は腫れや内出血がピークとなりますが、冷却や安静を保つことで、軽減できるでしょう。
ダウンタイムについて
眉下切開のダウンタイムは、一般的に1~2週間程度です。術後は赤みや腫れ、浮腫み、痛み、内出血などが見られることがありますが、これらの症状は1~2週間で徐々に落ち着いてきます。特に腫れや内出血のピークは術後2~3日目で、1週間ほどで目立たなくなります。完全に馴染むまでには数か月かかることもあります。手術の際には計画的に休暇を取ると良いでしょう。
手術後のケアについて
眉下切開後は感染を防ぐために患部を清潔に保つことが大切です。術後は、手指で傷口に触れないよう、清潔な状態を保ってください。手術直後の数日は、細菌感染のリスクが高まるため、注意が必要です。また、医師の処方した薬を正しく服用することで、術後の痛み止めや腫れなどを軽減することができます。術後の最初の2日間は特に腫れが強くなるため、患部を冷やすことで腫れや内出血を軽減することができるでしょう。
よくある質問
傷跡はどれくらい目立ちますか?
傷跡は眉毛の下に隠れるため、目立ちにくくなります。 術後しばらくは赤みや腫れ、内出血などがあります。個人差がございますが、傷跡は1~3ヶ月程度で落ち着いて目立たなくなります。
痛みはどの程度ありますか?
手術中は局所麻酔がかかっているため、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れたあと数日痛みを感じることがございます。
手術後、腫れや内出血はどれくらい続きますか?
腫れや内出血は個人差がありますが、1~2週間程度で治まることが多いです。腫れが気になる場合は患部への冷却が有効です。
ダウンタイムはどれくらい必要ですか?
通常、1週間程度で抜糸を行い、その後はメイクで傷を隠せるようになります。腫れが完全に治まって傷跡が落ち着き目立たなくなるまでには、個人差がありますが1~3ヶ月程度かかります。
メイクはいつからできますか?
目元以外のメイクは術後翌日から可能ですが、切開部位のメイクは抜糸後(約1週間後)からが推奨されます。
他の手術と組み合わせることはできますか?
眉下切開は、二重形成や目の下のたるみ取りなど、他の目元の美容手術と併用することが可能です。詳細については医師にご相談ください。
手術後に気を付けることは?
・傷口を清潔に保つ
・切開部位を強くこすらない
・術後1か月程度は日光を避け、日焼け対策をする
・激しい運動やサウナは術後1~2週間程度控える
眉毛が薄い人でも手術できますか?
眉毛が薄い場合でも手術は可能ですが、傷跡がカバーしにくい場合もあります。その場合は、アートメイクや眉毛の描き方で目立たない方法をアドバイスすることがあります。
保険は適用されますか?
当院の治療は保険適用外の自由診療となります。
料金表
眉下切開術
価格(税込) | |
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両眼 | 440,000円 |
モニター両眼 | 165,000円 |