「年々顔が大きくなってきているように思える」「体重はそれほど増えていないのにお腹がでてきた」「お尻が垂れて大きくなった」「夕方になると脚がむくむ」など、体のコンプレックスや悩みは人それぞれです。
複数の悩みを1度にすべて改善しょうとすると、挫折してしまいがちです。
まずは一番気になるところから、アプローチしてみましょう。
目次
1. 顔やせ法
長時間のパソコンやスマホ作業が増える中で猫背の状態が長く続くと、顔や首周りの血行が悪くなり、二重あごになりやすく、顔が大きく見えてしまいます。
1-1. セルフ骨気(コルギ)について
韓国発祥の骨気(コルギ)は、顔の骨と骨の間に溜った老廃物を流すマッサージです。
ずいぶん前からモデルさんや女優さんに人気がありましたが、今もエステサロンなどでは、骨気(コルギ)を施術に取り入れているところもあります。
なかなかエステに行く時間が取れない人も、セルフ骨気(コルギ)をマスターして、気になるむくみやたるみの症状を改善しましょう。
1-2. セルフ骨気のやり方
血液は骨の中にある骨髄から作られるので、骨を刺激することによって血流が良くなり、老廃物が流れやすくなります。
両頬骨の少し下を両手の親指を中にしてグーの形にし、骨に働きかけるように優しくゆっくり5~6回、押し上げます。
次に、同じよう両手をにグーにしたまま、アゴ先にあてて、フェイススラインにそって耳の付け根まで5~6回、優しく引っ張り上げます。
頬や顎のたるみが改善され、シャープなラインになります。
ただし、やればやるほど効果があるわけではありません。
肌はデリケートなので、強く押しすぎるとシミになる恐れもあるので、やりすぎに注意しましょう。
2. お腹まわりをすっきりさせる方法
ぽっこりおなかが気になるからといって腹筋を頑張っても、目に見えてウエストが細くなることはありません。
しかし、わき腹(腹斜筋)にアプローチすることで、お腹まわりのぜい肉は効率よく落とせます。
2-1. 腹斜筋を鍛えるモモ上げのやり方
- 真っすぐ立って背筋を伸ばし、お腹をへこませて、足を肩幅に開きます。
- 太ももを左右交互に水平よりも高く上げ、右ひじと左ひざの外側、左ひじと右ひざの外側がふれるくらいに上体を大きくひねります。
2-2. おへその位置を計測しながら行うと1週間で効果が!
女性のウエストサイズは20代で約67cm、30代で約68cmというように増えていくものなのですが、わき腹を意識してモモ上げ上げを行うことで、意外と早くすっきりしたウエストラインになります。
さらに、毎日同じ時間に正しくおへその位置を起点としてウエストまわりを計測することで、モチベーションが上がります。
2-3. 空腹時の運動がウエストシェイプに効果的
早く効果が得たいなら、朝食前の筋トレやストレッチがおすすめです。
朝は軽い断食状態なので、脂肪が効率よく燃えてくれるからです。
例えば、朝食前の3分間を体をねじるストレッチタイムにあてると、満腹後におこなうより数倍の効果が得られます。
3. お尻や脚やせについて
お尻や太もも、ふくらはぎなどの太さが気になるのは、男性よりも皮下脂肪がつきやすい女性の方が多いようです。
しかし、昨今の仕事事情でデスクワークが多い男性も、脚のむくみに悩む方が増えています。
座り仕事が多いとお尻の血行が悪くなり、下半身全体が太りやすくむくみやすくなります。お尻は思った以上にこり固まっているので、トイレタイムなどで席を立った時に、気がついたらお尻に両手をあてて、下から上に撫で上げるなどして血行を促しましょう。
日常的には、腹筋や背筋などの無酸素運動とウオーキングなどの有酸素運動を取り入れましょう。
3-1. 太ももへのアプローチ方法
太ももの太さが目立つようなら、体全体が太っているのか、それともむくんでいるのか、筋肉不足でプヨプヨなのかなど、わかる範囲で原因を探ってみましょう。
肥満、むくみ、筋肉不足の3つとも同時にを解消するためには、ゆるいスクワットを生活の中に取り入れると共に、マッサージを習慣にしましょう。
- ゆるいスクワットのやり方は、足を肩幅より少し広く開き、7秒かけてゆっくり腰を下ろして2秒間キープし、7秒かけてゆっくり立ち上がります。毎食前に10回ずつおこなうのが理想的です。慣れないうちは、椅子の背もたれなどを持って行いましょう。
- マッサージのやりかたは、太ももからヒップに向かって手をグーの形にして力を入れてこすり上げます。
3-2. ふくらはぎのチェックとアプローチ方法
夕方になるとふくらはぎがパンパンになる人は、毎日寝る前に片ひざを立てて座り、手のひらで足首からひざ裏のリンパにそってさすりあげます。両足ともおこないます。
その日の疲れはその日のうちに取っておくことが大事です。
- むくみとは、血管からしみ出した余分な水分や老廃物が、皮膚の下に溜まった状態のことです。
第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎは、全身の血液を心臓に押し戻すポンプのような役割があります。
加齢や運動不足でふくらはぎの筋肉が衰えるとてポンプの機能が弱まり全身のむくみにつながりやすくなります。
「長時間同じ姿勢でいる、塩辛いものが好き、お酒が好き、水分の摂取不足、ストレス過多、過労、慢性的な冷え性」などが、むくみの引き金となる場合があるので、生活習慣を見直すことが大事です。
4. まとめ
一般的に部分痩せは無理と言われていますが、気になる部位をマッサージして、むくみをとることで、見た目がすっきりします。
また、筋トレや有酸素運動を習慣化することで、引き締まった体を手に入れることができます。
あきらめずに、軽やかなスタイルを目指しましょう。