ニキビ原因

テカりが気になるオイリー肌ニキビの原因と対策方法とは?

ニキビケアをするためには、まず自分の肌質やニキビができた原因を知り、正しいケアをすることが大切です。
皮脂分泌が多いオイリー肌の方は、顔のテカリが気になる、ニキビができやすいという方も少なくありません。
オイリー肌の方がニキビができる原因や対策方法を知れば、ニキビのできにくい肌を目指せるでしょう。
本記事ではニキビができる原因やオイリー肌になる原因、ニキビの対策方法についてご紹介します。

ニキビができる原因

ニキビができる原因は、古い角質・余分な皮脂・肌表面の汚れなどが溜まり、毛穴を詰まらせることが原因です。
古い角質はターンオーバーの乱れによって剥がれ落ちずに溜まり、過剰な皮脂分泌によって皮脂をエサとするニキビの原因菌のアクネ菌を繁殖させてしまうのです。
肌表面の汚れはメイク汚れやほこりなどで、洗顔だけでは落としきれない油性のため、毎日の丁寧なクレンジングと洗顔を怠ると溜まりやすいです。
アクネ菌の増殖によってニキビができ、放っておくと炎症を起こして腫れあがり、痛みや熱感を伴います。
炎症したニキビは最終的には赤みや凹んだニキビ跡として残ってしまうため、ニキビができたと気づいたら早めの処置が必要です。

オイリー肌がニキビになる原因

どんな肌質でもニキビができる仕組みは同じですが、オイリー肌の場合は他の肌質に比べて皮脂分泌が多くべた付きやすいのが特徴です。
そのため、オイリー肌はアクネ菌のエサとなる皮脂を増やしやすく、肌のべた付きでほこりや汚れが付着しやすいことが原因です。

オイリー肌(脂性肌)になる原因

オイリー肌になる原因を知れば、改善策が見つけられるでしょう。
オイリー肌になるおもな3つの原因を見ていきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

過剰な皮脂分泌はホルモンバランスに関係しています。
男性ホルモンの「テストステロン」や、女性ホルモンの1種である「プロゲステロン」が増加すると、皮脂の分泌が促されて肌がオイリー肌に傾いてしまうのです。
ホルモンバランスは生理前後、食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなど日常生活が大きく影響しています。
日々の生活習慣を見直して、ホルモンバランスの乱れを少しでも減らしていけるようにしましょう。

スキンケア方法を間違えている

オイリー肌だと思い込んで収れんタイプのさっぱりした化粧品を選ぶ方がいますが、本当に肌質に合っているのか確認する必要があります。
肌質に合っていない化粧品を使ったり、スキンケアの順番や方法を間違えてしまうと、オイリー肌を改善するどころか進行させてしまいます。
間違ったスキンケアでは肌に刺激を与えてしまい、皮脂分泌を促進させてしまうのです。
テカりが気になって何度も洗顔してしまう、洗顔時のお湯の温度が熱い、ピーリングのし過ぎなど、皮脂分泌を促進させてしまうケア方法には気を付けましょう。

皮脂を取り除きすぎ

オイリー肌の方に多く見られるのが、皮脂を取り除きすぎていることです。
顔のテカリがあると、あぶらとり紙などですぐに取り除いたり洗浄力の強い洗顔料を使うなどして、皮脂をなくそうとします。
しかし、皮脂は肌の水分と油分を保持するためには必要なため、頻繁に取り除いてしまうと、肌は乾燥しないようにさらに皮脂を分泌させてしまうのです。
水分と油分のバランスがよい理想的なお肌には、皮脂は欠かせません。
そのため、テカリが気になって皮脂を取り除いたら保湿するようにしましょう。

オイリー肌か確認する方法

肌質はおもに5タイプあります。

  • 【普通肌】水分・油分のバランスがよい
  • 【オイリー肌】水分・油分がどちらも多い
  • 【混合肌】部分的にオイリー・乾燥している部分がある
  • 【インナードライ】水分が少なく油分が多い
  • 【乾燥肌】水分・油分がどちらも少ない

オイリー肌の特徴は潤いや弾力はあるが、脂っぽくべた付きやすいことです。
キメが粗く毛穴の開きや黒ずみが目立ちやすいです。皮脂分泌が盛んなため、ファンデーションが崩れやすいこともあります。
肌質の確認方法は、スキンケアとベースメイクをした状態で、5時間くらい経過したあとの肌の状態で確認します。
テカりとツヤは間違いやすいですが、手のひらで顔を触った時に皮脂がついていればテカリ。皮脂がついてこなければツヤです。
オイリー肌は混合肌と間違われることもあるため、額と頬の皮脂の具合の違いを確認しましょう。

まとめ

オイリー肌のニキビの原因や対策方法についてご紹介しました。
10代の思春期にできるニキビの原因は、第二次成長期のホルモンバランスの乱れが原因のことが多いですが、大人になってからのニキビは様々な原因が合わさってできることが多いです。
そのため、肌質をチェックして生活習慣や食生活、スキンケア方法を見直し、できることから始めてみてください。
肌質改善の期間はかかりますが、毎日の丁寧なスキンケアや食生活で変わるはずです。
オイリー肌だと思い込んだケアを続けていた方は、まずは肌質を確認してみましょう。

関連コラム